香港でのワールドカップ観戦


一夜明けても覚めやらぬ興奮状態におりますが、ご存知の通り、2010年6月14日に、とうとうワールドカップでアウェーでの初勝利を飾った日本。今まではずっと日本で観戦してきましたが、今年は初めて外国での鑑賞。

が、しかし…

香港にきたときに、あえてケーブルテレビや日本語放送をとらなかったので、ワールドカップは蚊帳の外。でも、観たい、どうしよう……

ここは香港。10年ちょっと前まではイギリス領でした。イギリス=サッカープレミアリーグ、ということでサッカー熱が高いので、サッカー人口も多いし、サッカーをテレビで観たい人も多い(つか、サッカーで賭けしてる人が多いってとこかな)。サッカー好きの香港人ですが、おうちのテレビが視聴環境にある人は少ないです。そしてそういう彼らが頼るのは……

街中の大衆食堂、つまり「茶餐廳(チャーチャンテン)」がサッカーの試合を店頭公開放送してくれるんです。

というわけで、席を予約して観に行ってきました。

ミニマムチャージが40香港ドル。これに、予約料として5香港ドルが加わります。

日本代表にユニフォームを持っていないので、アディダスから出ている「I love Hongkong」を着て参戦(loveの部分がアディダスマークっていうところがツボ)。


最初はガラガラだったお店も

だんだん人が入ってきて満員御礼。

放送は英語だと思っていたら、広東語音声(笑)

あ、「チュンドウ」こと川島くんだ!(チュンドウは川島の広東語読み)

試合開始当初から、香港人も日本を応援してくれて、前半38分の本田くんのゴールでは皆総立ちで拍手してくれました。でもって、ゴールの瞬間はハイタッチの嵐!

それからもずっと一緒に熱心に応援してくれたんだけど、試合終了の途端に、潮が引くように誰もいなくなったのにはびっくり(笑)。余韻もへったくれもないです。

楽しかったので、19日のオランダ戦と24日のデンマーク戦の予約もしました。予約料が二倍に跳ね上がって一人あたり50香港ドルになってるのには笑いましたが、ビール飲んで何かつまんだらあっというまに消費できるからいいや。

ちなみに、決勝の日も予約しようとしましたが、とっくの昔に売り切れだと笑われました(恥)。そりゃそうよね。

19日の試合はともかく、24日は早朝なので起きられるかどうか不安ですが(そしてそんな時間に飲み食いできるかも)、頑張ります。

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 西貢(サイクン)で海鮮料理を堪能

昨日の日記で鍼治療に行ったお話をかきましたが、そこからミニバスに乗って、香港のちょっと田舎の「西貢〜サイクン」というところに行ってきました。街中からほんの20分ほどで、都会の喧騒とは大違いののどかな場所にいけるのは、狭い香港ならではの醍醐味です。


西貢〜サイクン〜の海は漁船でいっぱい


生の魚や干物を売りに来る船で岸壁はひしめき合って


よくよく見ると、生きたままのタコ(もしかしたらイカ?)を豪快にさばくおじちゃんもいたり…



新鮮なタコ(イカ?)を見ているうちに、お刺身が食べたくなってきました…。でもそれはガマンして、火が入っている海鮮料理をいただくことにしました。

イカのからあげ&蝦のクリームパスタ添え
 

しゃこのにんにくからあげ&炒飯
 

お野菜(自分で味と素材を決められます)&デザート
 


お魚料理は全て、店頭の生簀から連れてこられて調理されてます(今日の写真は店頭のいけす)。


実にいいところでした。また行きたいなぁ。


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香港インターコンチネンタルホテルのアフタヌーンティー

只今両親が来港中です。


空港まで迎えに行ったのですが、両親と同じ便に香港で活躍する双子ユニットSolerの二人が搭乗していました。

何だか(少し小柄だけれど)エキゾチックな顔立ちの男性、しかもそっくり!!の二人〜(マカオとイタリアとミャンマーの希少民族のカレン族のミックスなんです)が歩いてきてるなぁ、と思った時点で「あ!!」と思い、思わずカメラを取り出してはみましたが、写ったのは後姿だけ(涙)


しかもカメラを下ろしてみると目の前に両親の姿(笑)。「お前は何をしてるんだ?」と呆れられました。


そんな両親と今日は下午茶(アフタヌーンティ)をたのしみました。来港するたびにバカの一つ覚えのようにザ・ペニンシュラのロビーに出かけていましたが、今日は、ペニンシュラから100メートルほどだけ西に異動して、インターコンチネンタル香港に出かけてみました。


ここも3段重ねのトレーがでてきますが、シノワズリーな雰囲気。


3人で頼んだので……二人用と一人用に分かれて出てきました。


一番下にサンドイッチ

二人用

一人用


真ん中の段はケーキ

二人用

一人用


一番上はクロデットクリームとイチゴジャム、そして生クリーム


これに、スコーンと焼き菓子が入ったボックスが添えられます。

二人用

一人用


飲み物はせっかくなので、ホテルオリジナル紅茶の「エロス」と「マルコポーロ」にしました。


飲み物はじめ、アフタヌーンティの詳細は、ホテルのHPごご参照ください→コチラ


「エロス」も「マルコポーロ」もとってもおいしかったです。そして、内容的にもペニンシュラと同じくらいよかったかも。


一番よかったのは、ペニンシュラのように混んでいないのと〜すぐに座れるし、スペースもゆったり〜、窓からの景色が絶景だったこと。ビクトリア湾が一望に見渡せます。写真を撮りたかったのですが、目先のおいしいものにとらわれて、ついつい撮るのを忘れてしまいました…(汗)。


というわけで、近いうちにリベンジです。紅茶をもう一度いただきたいし、景色の写真も撮りたいし♪


量的には満足しましたが、もちろん全部いただくことができなかったので、パッキングをお願いしたところ、なんと
茶餐廳でよくみる透明パッケージに入れてくれたのには大爆笑でした。



二人分で400香港ドル(6000円くらい)近く、一人用だと250ドルオーバー(3000円以上)の支払いで、お持ち帰りパッケージが茶餐廳とお揃い……こういうギャップがたまらなく香港チックでいいなぁ(笑)。


両親在港中に、せいぜい美味しいところに案内しては、支払いをお願いしようと思っている、腹黒な娘なのでした(笑)。近いうちにシェラトンのイチゴフェアに連れ込もうかと算段中です。そして、もちろん連れ込むのはレストランだけではなく、自分ではなかなか買えないものが売っているお店にも連れ込む予定でおります……→いよいよもって腹黒娘決定!!!


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 香港のジャンクフード


修理に出したPCを受け取りに行った際、ちょうど香港の祝日で旦那が自宅にいたので、ついてきてくれました(と書いておきますが、私に言わせれば「つきまとわれました」が正解)。


彼は香港の茶餐廳でジャンクフードを食べるのが大好き!!。いつもは仕事が忙しくって食事もそこそこにすませているし、何よりダイエットをしている(らしい)ので、普段はそんなに高カロリーのものは口にしない(筈、な)のですが……。


彼がついてきた(つきまとってきた)時点で、イヤ〜な予感がした私。家からPCショップまでは寄り道せずにいけましたが、お店を一歩出たとたん、「ね〜お昼ごはんどうする?」と切り出されました。


苦節○○年の結婚生活において、旦那が何かを提案したとき、それは提案ではなく決定事項だということをようやく学んだ私。譲れないことにおいては、徹底抗戦も辞しませんが、どーでもいいことは譲ってあげられる度量がここ1年ほどでようやくついてきました。つか、ホントは譲りたくないんだけど、頑固さん相手に頑張ったところで、自分が傷つくことのダメージを考えたら、譲れるところは譲ろうという心構えになった、というのが実際のところです。心底イヤなことに関しては、譲る気なんてさらっさらないのです(笑)。


私の決意表明はさておいて、旦那の「お昼ごはんどうする?」という提案(「行きたいところがあるんだけど」という意味合いを含んでいることは言うまでもないので、ほぼ決定事項の提案です)に対し、


「どうするもこうするも、行きたいところがあるんだよね、そこに行ったら?」


って言ってあげたやさしい私(言い方がやさしくないのは別として)。というわけで、いそいそと出かけたのは案の定茶餐廳。しかも下町にある24時間営業のお店。一歩中に入ったら、昼間なのにビール飲んでる人いっぱいいるし!!。香港人は食事中にあまりお酒を飲まないので、これはかなり珍しい光景です。つまりあんまりガラがよろしくないところ。しかも隣に座ったお兄さんたちのテーブルの上にはもうビール瓶が7本ほど並んでたし(お会計のときに文句が出ないように、ビンは片付けないようにしているらしい)、しかもお兄さんの1人はストローでビール飲んでるし!!!


というわけで、私達もありがたくビールを飲ませていただきましたが、旦那はともかく、私が飲み始めると、旦那の後ろのほうに座ってた香港人のおばちゃんたちが、「あら〜あの女ビール飲んでるわよぉ!。あれって日本人よねぇ(哎呀〜嗰個女飲啤酒呀!佢一定係日本人喎)」と言っているのが丸わかりでした(悪口は不思議とわかるものです)。

でもいいの!日本人だから!!(そういう問題じゃないね)。


公司三文治(クラブハウスサンド

澳門猪扒包(マカオポークバーガー)

を食べたところまではいいのですが、やっぱり出たのが、香港のジャンクフード「ポーローバウ」。旦那リクエストの一品で、こってこての甘い生地のパンにいかにも身体に悪そうなマーガリンがたっぷり挟まっているもの。これが旦那の大好物(私は口にするのもイヤ)。

こうやってつぶしながら食べるのが正しい食べ方だそうです(香港人もこうしてる!!)



昼間っから酒を飲むような、そういうシチュエーションのときは妙に仲むつまじい私たちなのでした(笑)


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 エシレバターVSカルピスバター


お友達からすすめられて、フランスのバター「Echireエシレ」を買って食べてみました。

お友達いわく、香港は関税が安いため、日本の半額くらいでエシレのバターが買えるんですって。ちなみにお値段78香港ドル(936円くらい)でした。

バゲットにつけて子ども達に食べさせてみたところ、長さ50センチほどのバゲットはあっという間に完食。びっくりしました。たまたま野菜スープを圧力釜で煮込んでいたのですが、それと一緒に出したら「晩御飯はこれで十分」と言われ、またびっくり。私もひとくちもらいましたが、確かにおいしい。で、どこかで食べたことがある味だなと思ったのですが、すぐには思い出せず。3分ほどうんうん言って思い出したのが……


カルピスバター。その名のとおり、カルピスから出ているバターです。生協で取り寄せて食べていたのですが、確かにおいしかった。


香港ではカルピスバターが手に入らないので食べ比べができるわけではないのですが、一度は食べ比べてみたいエシレとカルピスバターなのでした。


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 大衆料理やさんで海鮮料理を食べました。


先日の湖南料理のお店の雰囲気とは180度違う、でもこれはこれでとっても素敵な海鮮料理のお店にこれまた送別会で行ってきました。


ここははじめてのときは、ふらっと入ってみたのですが、あまりの人気っぷりにびっくりしたことがあります。
過去日記はコチラ


久しぶりに来てみましたが、あいかわらずの賑わいでした。

北角の街市の上にある「東寶小館」です。日本語メニューもあるし、片言の日本語も通じます(つか、広東語で言っても「は?」って言われました。またもや…)。

前回と同じメニューを頼んだり


ちょっと冒険したり〜日本ではお目にかかれないくらいぶっといイカ墨のパスタ


あまりのおいしさについうっかりビールガールのお姉さん(過去日記に書いてあります)との2ショット、撮る瞬間にバッテリー切れで断念。……ああああああっ。他のお料理もデザート(ゲストのお願いでケーキを用意してもらいました)撮れなかったし!!!!
もう、また行かなきゃ!!


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 人生初!湖南料理をいただきました。


今日も今日とて送別会です。こういうことを言ってはイケナイとは重々承知していますが、ここまでご馳走攻めの日々が続くと、胃も体重も重くなります(反比例してお財布は軽くなります)し、中華料理が続くので食傷気味。が、今日は人生初の「湖南料理」をいただけたので、よかったです。


湖南料理とは、中国の名勝「洞庭湖」の南部にある湖南省のものです。お店を予約してくれた方から「毛沢東もここの出身で、このお料理が大好きだったんだよ」と伺っていたので、いただくのがとっても楽しみでした。
ウィキでどうぞ
「洞庭湖」
「湖南料理」


お店の名前は「洞庭楼」。伺う前にググってみましたところ、中環(セントラル)にある、という記事ばかりでしたが、私が行ったのは銅鑼湾(コーズウェイベイ)です。


お店の方がとりわけてくださるので、出されたものをいただくだけでいいのです。楽でいいです。遠慮なくいただけるし(笑)。








メインの方が「辛いものが苦手」とのことだったので、味付け自体は控えめな辛さでした。ソースをつけたらぴりりと辛くなりました。



う〜ん、おいしい…。恐るべし湖南料理。どうして今まで出会わなかったか湖南料理。ウィキによると、中華料理は「八大料理」にわけられるそうで、「広東料理」「四川料理」そして今回の「湖南料理」を制覇したので、残りの「山東料理」「江蘇料理」「安徽料理」「浙江料理」「福建料理」を食べなくては、日本に帰れないゾ!!!(他の系統も一杯あるみたいだし、まだまだ食べ歩かなきゃ!!)


年とともに悪くなる新陳代謝をいかにあげて、おいしいものをたらふく食べても体重維持ができるかが、今後の勝負どころです(そんなことにしか、勝負を挑まないっつーのも堕落してますね)。


数年後、帰国したときに「あんた誰?」って言われないように頑張ります(でも、もうすでに親から「何だかヘンになってきてるね」と引導を渡されてはいるのですが)。


今日の写真はメニューに添えられていたもの。お上品です(ここからして、いつも行きなれている店とは違う・笑)。


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