Twilight Outtakes
先日、「トワイライト」のステファニー・メイヤーさんのホームページを見つけました。
http://www.stepheniemeyer.com/twilight.html
そこには、Outtakes〜採用されなかったバージョンとして、Twilightの別バージョンが4つほど紹介されています。バドミントンのシーン、トラッカーから逃げる為アリゾナのフェニックスに向かうシーンにアリスとのお買い物をからめたシーン。アリスのお買い物っぷりにため息です。それに、エメットとクマの話(これは、ちょっとこわそうなので、まだ読んでいません)、そして私のイチオシ。それはプロムのお話の別バージョン。ステファニー・メイヤーさんが、「あくまでも自己満足のバージョンで、出来としてはよくないです。ただひたすらピンクのリボンやボウで彩られた女の子ちっくな世界を描きたかっただけなんです。このページに入るなら自己責任です」とクギをさしています。7ページに渡る甘い甘いお話。さっそく読んでみました。写真はOuttakesをプリントアウトしたもののほんの一部。
おまえに英語が読めるのか?と思った人も絶対無理と思った人も人気ブログランキングへ。もちろん私自身が一番読めないとはおもっているんですけどねえ
そこには、本編とはかけ離れた少し不思議な世界がくりひろげられていました。
アリスの運転するピックアップで出かけているベラ。二人でファストフードのドライブスルーに行ったりしてます。その間中、エドワードとは会っていません。ベラの記憶だとここ2ヶ月の間、6時間以上エドワードと離れ離れになっていたことはないのに・・・・・・。エドワードといえば、ちゃんとチャーリーと仲直りが出来て、今ではチャーリーが帰宅したときに、ベラとエドワードが二人きりで宿題をやっていてもなにも言わないし、チャーリーとエドワードの二人して大騒ぎでスポーツ番組をみたりしています。でも、門限は22時。時間になるとチャーリーはエドワードに帰るようにうながします。家に帰り着いたエドワードがその後10分とたたないうちにベラの元に戻ってきていっしょに夜を過ごしていることなどつゆもしらず・・・・・。
さて、ドライブスルーでの昼食を済ませたベラは、アリスとカーライル邸に向かいます。アリスにバスルームに連れて行かれるベラ。驚いたことにそこには至上の笑みを浮かべたロザリーが待っていました。ベラはアリスとロザリーの二人がかりで髪の毛を洗われ、セットされ(ジャスパーもまきこんで大騒ぎ)、お化粧され、そしてヒヤシンスブルーの色をした肌も露わな素敵なドレスを着せられます。こんなシースルーのドレスなんて着られない!!といいつつも、アリスに促されて鏡越しに見た姿は、ハイヒールのせいで背が高く見え、長くてほっそりとしたドレスにつつまれて胸元もあでやか。瞳はお化粧のせいできらめいて見え、首はきれいにカールされた髪のおかげで長くほっそりと見える。そしてなによりヒヤシンスブルーの色がなめらかな白い肌によく似合ってる・・・・・。鏡に映っているあたしはとてもかわいい・・・・・。「ありがと、アリス」ベラはお礼を言います。
「エドワードが帰ってきた!」アリスが言います。ベラはドキドキ。「自分のかわいい姿を忘れないで!」アリスはベラに忠告してから、エドワードに向かって「後ろを向いて目をつぶって!!」と言い放ちます。そしてそっとベラをエドワードの元へ。「みてもいい!?」エドワードの激しく期待に満ちた声。ふりむいた瞬間、エドワードはその場に凍りつき、トパーズ色の瞳は大きく開かれます。そして一言「アリス、ロザリー、礼を言うよ」。
エドワードはつめたい手でベラのあごをもちあげ、のどにそっと唇を押し当てます。「これをきみに」。そう言ってエドワードは一輪のフリージアをベラのカールされた髪にそっと挿し、「とてもきれいだよ」。そして、彼の顔がベラに近づき、ベラが目を閉じたとき・・・・・・
「リップスティックを塗ってるのよ!!」とアリスがぴしゃり。エドワードは反抗的な笑顔を浮かべて、ベラの唇のかわりに鎖骨のくぼみにやさしくキス(ちなみに、私はここで悶絶死しましたです)。「それで、こんな格好をさせて、どこにつれていこうっていうのよ?」ベラはエドワードにかみつきます。エドワードは「ベラは何もわかってないの?」ときょうだいに聞くとにんまり笑います。にらみつけるベラ。そこに、カメラをもったエズミが登場。「彼女を放して、エドワード。写真を撮りたいの」。思わず「現像したら、ちゃんとあなたはうつってるの?」と聞いてしまうベラ。エズミは何枚か写真を撮ります。
写真を撮っているうちに、本編でも触れられているタイラーの電話騒ぎがおこります。プロムに連れて行かれると知って怒るベラ。でも、アリスに励まされ、エドワードに説得され、車に乗ろうとします。そこにはいつも見慣れているボルボとは違う銀色の車。「これはなに?、ボルボはどこ?」ベラは尋ねます。「フォークスの人なら皆、カーライルが車好きってことは知っているだろうね」とエドワード。ベラの家に到着。チャーリーが待っています。「アストンマーチンか!」驚くチャーリー。「そうです、アストンのヴァンキッシュですよ」とエドワード。(アストンマーチンヴァンキッシュの画像もホームページ内にアップされてます。かっこいいです。ちなみにお値段は一番安い価格でも日本円で2000万円台からです。ため息しかでませんね。007のダイアナザーデイでジェームス・ボンドが運転してましたっけね。http://www.stepheniemeyer.com/twilight_cullencars.html)そして、「よかったらちょっと運転してきませんか?」と、チャーリーに向かって鍵を差し出します。ためらいながらも「じゃ、スピンを決めにちょっと行ってくるよ」とチャーリー。エドワードはベラをつれて家に入ります。いつもと違って、テーブルには白いクロスがかけられ、2〜30本のキャンドルが飾られています。そのことについて、ちょっともめる二人。エドワードが言います。「君は勇敢だよ。僕たちヴァンパイア一族とつきあう時間を割いてくれている。いつ僕の歯が君を切り裂いてしまうのかもしれないのに・・・・」。
そこにチャーリーが帰ってきていいます。「いやあ、楽しいドライブだったよ、ありがとう。それはそうと、ベラ、とても大人っぽくなったね」。「アリスが着飾らせてくれたの・・・・」それを聞いて、エドワードがベラだけに聞こえるようにひそやかに笑います。チャーリーは目を細めながら「アリスがやってくれたとしても・・・・とっても綺麗だよ、ベラ。で、もう誰もタキシードをきた若い男は来ないだろうね」。
ベラはエドワードをにらみます。おかまいなしに「そうだったらいいですね、お父さん。冷蔵庫の中は、お父さんのために一杯にしておきましたよ」とエドワード。チャーリーは「私のためとは思わないがね・・・」といいつつも、許しをあたえてる。「チャーリーはいいって言ってくれたよ!」エドワードの脅しともつかない声が聞こえる。「もういいわ!」
ありがたいことに、やっと出発できた・・・・。
もちろん、全部は訳していませんし、正確ではないですが、ざっとまあこんな感じです。メイヤーさんの自己満足の世界が炸裂していますが、それでもいいでしょ?本編では相容れないロザリーともここでは、少しは歩みよれているし・・・。
あ〜あ、「学生」という職業をやっているうちに、ちゃんと英語を勉強しておけばよかったです。後悔先に立たず、青年老い易く学なり難しとはまさにこのこと!!!!
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