香港はこれから旧正月本番を迎えます

俗に、「一月はいく、二月は逃げる、三月は去る」というけれど、あっという間に一月も終わり、今日から二月です。きっとこの言葉の通り、二月は私から逃げるように日々が過ぎ、三月もきっと私からどんどん日々が去っていくのでしょう……。


香港、中国、そして華人が住む国々では、新暦と旧暦が併用されています。ニュースなどのテレビ番組をはじめ、新聞や雑誌などでも必ずきちんと新暦と旧暦が併記されているくらい。香港に来たばかりのときは、とても違和感がありましたが、実際暮らし始めてみると、気候の移り変わりなどは、新暦よりも旧暦のほうがぴったりなじみます。旧暦の夏至冬至のほうが夏らしく冬らしいし、旧正月のころが一番寒かったりします。旧正月のことを「農歴新年」ともいうのですが、旧暦の暦にしたがって、種まき時に種をまき、収穫時に刈り入れをすると、ちょうどころあいがよい作物が収穫できるんですって!!!!今までは、昔の人は一年間が定まらない不安定な暦を使っていたんだなぁとばかり思っていましたが、あなどりがたし旧暦!!と今では思っています。


というわけで、日本ではもうすでに寅年になってから1ヶ月が過ぎましたが、中華圏ではまだ「丑年」です。今年の旧正月は2月14日からなので、そこからがやっと「虎年」の始まりです(日本では寅年だけど、中華圏では虎年です)。


今年は香港がイギリスから返還されて12年まるまる経ったということで、「虎年集体回憶記念」と称したトランプが売りに出されています。その名も「人生有幾多個12年!?(この12年間の悲喜こもごも、といったところでしょうか。人生いろいろ、って感じですね)。

ダイヤのエースの柄はエリザベス2世女王陛下と江沢民(1997年当時の中華人民共和国国家主席

1997年から2009年までのまるまる12年間の出来事がトランプ一枚一枚につづられています。ジョーカーが変換後の初代行政長官である董建華と、第二代目の現行政長官曾蔭權というのが香港人ならではのジョークですね(笑)



ちなみに、今年の旧正月はちょうどバレンタインデーと重なります。香港ではバレンタインデーは「情人節」といい、男性が女性に花束(大きくてきれいでないとダメね!!)を贈り 註:ちゃんとまわりの人に「彼氏がいる」ことを証明するために、職場に届けるのが常識。なので、彼氏がいない女子は自腹で職場宛に花束を送る(「贈る」と「送る」では大違い!!!)のがこれまた常識 、かつディナーはレストランで!!という、男子には散々な、女子にはほっくほくの一日なのですが、今年は旧正月と重なり、レストランをはじめとしたお店もお休みのところが多いし、反対にオープンしているレストランはもうすでに一年以上前から予約でパンパン、彼女がいる男子でこの日にレストランを予約できていない人は、もう頭が痛いと思います。「ディナーの予約ができない=私を愛していないのね」という公式ができあがってしまうので。


このバレンタインデー=情人節のエピソードをみてもわかるとおり、香港では、女子の立場が圧倒的に強いです。老いも若きも、既婚未婚を問わず、恋愛においては女子が有利。街中を見回してみると、これまた老若問わず、男子が腫れ物を扱うように女子に接しているのを目の当たりにします。


恋愛するなら香港人女子が世界一幸せかもしれません……(笑)。だから、香港男子は日本女子と結婚したがるのよね……。私も知り合いの男子に「年上でもいいから紹介してよ」って言われたことあるし!!!。


新暦&旧暦ネタと男子ネタを書いたところで急に思い出したのですが………



どうしようかなぁ、書くかどうかちょっと悩みどころですが(すんごいアホらしいので)、まぁ、書いちゃおう!!!
 


実は……



2010年に入った途端に、道を歩いていて「ハンサムな男子」「自分好みの男子」に遭遇することが多くなったのです!!!!○○年生きてきて自分のまわりにはハンサム男子も自分好みの男子もほとんど遭遇しないというカワイソすぎる人生を送ってきた私ですが、苦節○○年にしてようやく人生の春が来た????とのぼせ上がり中です。ハンサム&自分好み男子に遭遇率ときたら、もう、それはもう信じられないくらい!!!!!もう外出するのが楽しみなくらい!!!!!だからしょっちゅう出かけてて、そしてしょっちゅう素敵男子を見かけてはもう鼻血ブー状態だったのですが……(すみません)。男子に見とれすぎて信号が変わるのに気づかずクラクションを鳴らされたこともあり……(惚けてますな)。今まではきっと宇宙人に遭遇する確率のほうが高かったはずなので、相当舞い上がってます(笑)



んが!!!最近気づいたのです。



この素晴らしい日々は果たしていつまで続くのか?ということ。この先死ぬまでだったらうれしい限りですが、とてもそんな幸運は舞い降りてきそうにありません(日頃の行いを考えるともっともなことです)。



新暦どおりなら2010年一杯続くと思われますが、旧暦にのっとっていくと、丑年の年末の1ヵ月だけが「ハンサム男子にめぐり合える」私の人生の最良の時期であり、2月14日以降はまたもとの木阿弥にもどるのではないかということ……



いやだ〜!!!!せめて、2ヶ月くらいはこの日々を続かせて!!(って望みがちっちゃすぎ!!!)



とまぁ、こんなことを妄想している日々ですが、今日も素敵男子に会えますように!!!昨日はレストランで隣り合わせになったし、おとといはバスの中で相席だったし……今日はどこでハンサムに会えるかな〜♪ワクワクドキドキ



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