口は災いのもと(だから文句をたれるのはガマンガマン)
今日の日記はかなりダークモード。人の悪口いっぱいです。
ちょっと出かける用事があったので、お昼ごはんは出先で食べることに(やった!)。せっかくの外食だからおいしいところに行こうということで、日本人御用達の某所に行きました。
日曜日の昼下がりだったので、いつも込み合う店内も人はまばら。落ち着いて食べられるね、と思ったのもつかの間、隣のテーブルがどうもにぎやかすぎ。雑誌を取りにいくふりをして様子を伺ってみると女性ばかり数名のグループ。知人はいません。もうデザートまで食べ終わっているみたい。
デザートまで終わっているんだったらもうそろそろ帰るころだろうから、多少にぎやかでもいいやと気にしないことにしたのですが……。
優柔不断な私ら一家がさんざっぱら迷ってメニューを決めた(10分近く悩んでた)あとも、オーダーをしたときに「こちらのお料理は30分ほどお時間いただきます」といわれた料理が届いたときも、まだお話に花が咲いてました。その間、すきっぱらで話をずっと聞いていた〜だってイヤでも耳に入ってくるんだもん〜のですが、どんどん旦那の機嫌が悪くなってきて……。もう今にもどなりこみそうな勢い。
ここは狭い狭い狭い土地柄。いくら知らない方だとはいえ、どこでどうつながっているかわからないので、私としては絶対お店でのトラブルは避けたい。旦那が怒り出すのもわかるけど、私だって怒りたいけど……。小心者といわれようがそれは無理。
一番遅いお料理が届いて、家族全員気まずくお箸をとり食べ始めました。もう子供達もフリーズ状態。決して安くはないオーダーだったのに、もう砂を噛んでいるような気分。その間も彼女達のおしゃべりはヒートアップ。そして、話題が香港にコンサートに来ている浜崎あゆみの話になったとき……なかの一人が歌いだしました
ああ、もうダメだ、絶対旦那がキレたはず。もうこれでケンカ開始??と思ったところに絶妙のタイミングでお店の人がラストオーダーをとりに登場。たぶん空気を読んでくださったのだと思います。さすがの彼女達もそれをしおに帰っていかれ(それでもそこから10分はいた!)ました。
で、彼女達が帰った頃には私達のお食事も終了。結局落ち着いて食べられたのはデザートだけ。ほっとしながらデザートを食べていると、おもむろに旦那が
「おともだちとランチに行ったときに、あんなことしてないだろうね?」とぽそっと一言。
げ〜とんだとばっちりです。
確かにランチにいくけど
確かにお話でもりあがるけど
でも、あそこまでじゃない(と信じたい)。
そこにおいうちをかけるように子供たちからも
「いや〜おかあさんはもうおばさんだからさっきのおばさんたちみたく他の人に迷惑かけてるって、絶対!!!」というありがたくない二言三言。
旦那が一時期香港で出回っていた怪文書ならぬ怪本を例にあげていいました。
「ちょっと前にはやっていたあの本。駐在妻をけちょんけちょんにけなしていた不愉快な本みたいだけど、今みたいな光景を目にしたら、あながち悪い本じゃなかったのかもね」
だそうです。
その本とは
- 作者: 育大○子,長澤邦武
- 出版社/メーカー: 文芸社ビジュアルアート
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 単行本
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一時期、香港の旭屋書店でもランキング入りした本です。旦那は会社の人に読ませてもらったらしいですが、まあ笑えるくらい悪口のオンパレードだったそうです。その悪口が妥当だと思われるのって解せないぞ(怒)
思わず「私はあんなじゃないわ!!」ってきつめの口調で言ってしまいました。さすがに旦那も言いすぎだと思ったのか、「そうだね、今日は日曜日だけど、お昼どきにここに集まれる人っていったらちょっと変わった人なのかもね」とフォローになっているんだかなっていないんだかっていう微妙なコメントを返してきました。
夜になって、つらつら考えていたのですが……
「私はあんなじゃないわ!!」といきまいたものの、実は五十歩百歩、目くそ鼻くそで、まわりから見たら同類なのかもしれません。ランチにはゆうに一時間以上時間をかけてるので。だってお昼休みで時間が限られているわけでもないし、やっぱりたまに会ったお友達とはつもる話もあるし。
こんなことを考えてたらもうランチもできなくなっちゃう。なので、割り切ってこれからもランチはさせていただきますが、やはり自分が考えている以上にあつかましくはなっているとは思うので、気をつけたいと思います。