ダヴィンチコードを観ました!!


公開後一週間にして、やっとこさ噂の「ダヴィンチコード」を観て来ました。前売りを買っていたのでインターネット予約もできず、一日前にわざわざ20分並んでチケットをとった甲斐あって、好ポジションで鑑賞できました。面子は、原作を読んだ私と、読んでいない私の母とがきんちょ1号というとりあわせです。http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/



映画の感想は今書くと、まだご覧になっていない方に失礼ですので日をあらためて書くことにしますが、以下3人のそれぞれの鑑賞後のミニ感想です。
母:「おもしろかった〜!でも話がごちゃごちゃしていてついていくのに大変だった。原作を読んでおけばもうちょっとついていけたかと思うと読まなかったことが悔やまれる。で、結局飛行機に乗せてくれた人(原作を読んでいらっしゃればお分かりになりますね)は、いい人なの?悪い人なの?それと、あの暗殺者の人ってなんであんなに顔色悪いの?悪人だから?(原作には白子〜アルビノ〜とちゃんと明記されています。悪人というよりは、忠誠心の塊のような人で結果不幸な人生だったんですよね)」
がきんちょ1号:おもしろかった〜!でもちんぷんかんぷんだったからDVD買って!本読んでおけばよかったけど、むずかしかったから途中で投げ出しちゃったからなあ。根性だして読んでおけばよかったよう!」
私:「原作読まなければ、もっとひやひやできたんだろうけど、やっぱり読んでおかないとあれだと話についていくのは大変だったろうなあ。でも、先入観なしに観てみたら、面白かったかもしれないと思うと・・・・・・・。」

てなところです。


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ただ、キリスト教の知識がない私たち日本人にとっては、やっぱりナナめ読みでもしておいた方が、お金と時間の無駄にはならないかもしれません。歴史学者の先生方からは「全然歴史にそっていない!」という厳しい批判のお言葉もある映画ですが、「娯楽作品」として捕らえるならば極上のミステリーです。それに、いつもは人・人・人・人・人・人・人・人・人(以下省略)で埋め尽くされているルーヴルの中をゆっくり鑑賞できるだけでも一見の価値があります。ルーヴルに行ったことがない人は「こんなところなんだ!」と思えるし、行ったことがある人は「こんなにひとりじめできるなんて!!!」とため息をもらされること間違いなしです。
パリの街並みも撮影されていますが、撮影がちょうど夏だったらしく、ルーヴルから眺めるチュイルリー公園の移動遊園地の観覧車もばっちり写っていて、なかなか風情があります。
もちろん、ロンドンの風景も絶品です。
撮影方法は「ビューティフルマインド」と似ている場面も多々ありますが、歴史学、宗教学を抜きにすればとてもよくできていると思います。


というわけで(どんなわけ?)、観たい方はともかく、迷っている方、興味がない方もぜひ映画館でご覧になっていただきたい作品なので、お時間を作って観に行かれていただければ幸いな今日の私でございます。感想は、そうですねえ・・・・ほとぼりがさめたころにでも(って、これってほとんど感想なんですけどね)