4月の宝物


ここのところ1日が近づくと、勝手に始めた「宝物シリーズ」のことが頭をよぎります。もういい加減ネタ切れなんですが、それでも片付いてない、いいえ片付けられてないといおうか、片付けることのできないガラクタだらけの飾り棚と私の部屋(ちょっとプチ自慢でごめんなさいデス)をあさると、それでもなんとかなるものです。飾り棚はともかく、部屋の方はあさっていくうちに「お!これ捨てようっと!」と思えるものが出てくるので、いい整頓にはなるのですが・・・・


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今月の宝物は「王家の紋章入りグラス」です。アハハ、ご大層な題名の代物でごめんなさいです。「王家の紋章」といえば、「ガラスの仮面」と共に少女マンガの一時期を築いた泣く子も黙る名作です。どちらの作品も、私が○○生時代に連載が始まり、そしていまだに(いまだというなかれ!)続いているという、ものすごい作品です。それとは違って、私の宝物についているのは、たぶん偽者なんだろうけど「ブルボン王朝」の紋章です。ブルボン王朝とくれば、「ベルサイユのばら」ですね。ほーら、胡散臭いでしょ。
ブルボン王朝に限らず、実在する王家・皇族のゆかりの品物とくれば、本物だったらとっても高価。でもいつの時代も「王家・皇族」が大好きな庶民は臆面もなく「偽物・贋物」を世に生み出します。私が持っている「王家の紋章入りグラス」も「偽物・贋物」の類でしょう。それでも、ある程度時代は経ているし、なんといってもグラスだけではなく「かきまぜ棒」が付いているのです。おもしろいでしょ。
私が、骨董・アンティークを集めるにあたっていくつかある基準(もちろん「手に入る値段」っていうのが必須項目ですが)のひとつが「本物であればいいけれど、贋物でも“おもしろいもの”」です。今月の「王家の紋章入りグラス」はまさしくこれにあたります。本物だったらうれしいけど、たぶんコピーもの。でも、かきまぜ棒がついていておもしろいし、紋章もキュートだし。