明日は「NANA」の発売日

どんな品物にせよ、「発売日」というものがあります。とのっけからヘンな書き出しでごめんなさい。今日の日記はなんだかヘンです（いつもヘンだけど）。
俗にいう「都会」にも「田舎」にも暮らしたことのある私。「都会」と「田舎」の情報量の格差、充実度の格差といったものをイヤというほど思い知らされています。
代表的な例だと雑誌の発売日。たとえば「毎週月曜日」が発売日の雑誌を例に取ると、首都圏では早いと先週土曜日の夕方には手に入ったりしますが、田舎だと「その週の火曜日の夕方」だったりします。

私の仕事にかかわる業界もそう。「○日発売」という品物は都会だと前日の午前中には必ず入荷しています。連休前にもなると２〜３日前には必ず入荷しています。入荷したからには発売日前でも半分は店頭に並べます。お客様もそれを承知で来店してくださいます。

がしかし。日本に名だたる「東宝」。この会社の品物だけは「必ず当日店頭出荷」を守らなければなりません。このルールを知ったとき、当初は「ヘンなルール」とも思ったのですが、よくよく考えてみれば、「日本中で発売日を同じにするべくもうけたルール」です。田舎で情報度の格差、充実度の格差というものをつくづく思い知らされた身としては、至極当然のルールです。

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「東宝」の作品というのは、そんなに沢山はないのですが、年に何本かはあります。で、このたびの「NANA」もビンゴです。発売日前に入手することがあたりまえのお客様が何人も来店されます。が、「明日です」の一点張りで帰っていただくことに。申し訳ないきもちでいっぱいですが、ルールを守らなかったのがばれたとき、出荷制限というペナルティをもらう危険もあるので・・・・。

というわけで、「NANA」はレンタルでしたら、明日以降お楽しみください。セルは３月３日です。と映画館で鑑賞済みの私は余裕のコメントを残すのでした。いひひ。
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