リチャード・ギアとジョディ・フォスター競演の「ジャック・サマースビー」という映画をレンタルしてきてみました。
実はひねくれものの私、かの有名な「プリティウーマン」を見て以来、リチャード・ギア嫌いなのです。特に理由はないんだけどなんだか鼻についてしまって・・・・。まあ、「プリティウーマン」の筋自体が気に入らないというのも理由の一つですが。
できるだけリチャード・ギア作品には触れないように過ごしてきたのに、「運命の女」を見てまたもや嫌いに!ほんでもって、関係ないんだろうけど小泉純一郎に似てるというのもマイナスポイント!!!(ニューヨークタイムズが「そっくり」とお墨つきをつけたのも気に食わない)。
そんな私が何で「ジャック・サマースビー」をレンタルしてきたかというと、あらすじに興味をもったから。ざっと紹介すると「南北戦争末期の頃、出征後音信不通となり死んだとばかり思っていた旦那がひょっこり戻ってくる。戻ってきた彼は以前と違い温厚で思いやりのある人間になっていた。ヒロインは不審に思いながらも彼のことを受け入れて幸せな日々を過ごしていくが、ある日旦那に逮捕状が届く。逮捕状の内容を知った旦那とヒロインのそれぞれの判断は・・・・」といったもの。
いわゆる「成りすまし」の話です。ありえね〜と思いつつもついつい見入ってしまいました。「成りすましてうまくいってハッピーエンド」といくのかと思いきやそうではなく、自分が成りすました男が以前犯した殺人のせいで逮捕されてしまう。裁判が始まり本当のことを話さない限り絞首刑になってしまうのにもかかわらずあくまでも自分は「ジャック・サマースビー」だといいはる男。それに対し成りすましていることに気づいていながらも冷酷で自己中心で人種差別主義者だった旦那よりも温厚で人柄もよく平等主義の男を愛してしまい子供までもうけたヒロインは彼を救うために「この人は私の旦那のジャック・サマースビーではありません」と裁判で証言。それでも男は自分がジャック・サマースビーでなければ、ヒロインが姦通罪に問われること、ヒロインと自分の間の子が私生児として悪魔の子扱いをされることになってしまうことを避けるべく「ジャック・サマースビー」として絞首台の露と消える・・・・。
私があらすじを述べると安っぽい昼メロドラマっぽくなっちゃいますが、ヒロイン、ヒロインの旦那が死んだと思い結婚の約束までかわしていた男(ビル・プルマンが好演!)、町の人々の思惑が複雑にからみあい上質なサスペンスとなっています。
何もすることがないときに、レンタルする機会があったら観てみて!
私の嫌いな(娼婦を買う男はみな嫌い!)
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