ムーンバットのセールに行きました。


たまには香港ネタを。
香港在住の人なら誰でも知ってる「ムーンバット」のセール。
この会社、傘で有名ですが、コートや毛皮類も取り扱っています。ムーンバットの日本のHPはコチラ


香港で毛皮を買ってもな、とかレザージャケット買ってもな…と思ってましたが、どうも今回限りで引っ越しをするらしく(入居しているビルが取り壊しになるらしい)、しばらく間隔があくかもよ、という噂を聞いたので、こりゃいけるうちに行ってこよう!と出かけてきました。店内は香港人と日本人と半々くらい。平日の昼間なのににぎわってました。


予算は2000香港ドル(24000円くらい)までと決めました(一応)。


ライダースジャケット1800香港ドル(21600円くらい)がとてもかわいくて欲しかったのですが、ライダースだけに襟が高くてちょうどほっぺたのところに当たってしまい、これは着ているうちにファンデーションが付いてしまいお手入れが大変だなぁ、と思いなおして断念。
若い頃は「デザイン重視、お手入れのことは二の次」でしたが、どうも最近は「お手入れ度重視、デザインがそれについてくれば尚可」という傾向に落ち着きつつあります(笑)。
華やかなファーのボレロも、カシミアの先にファーがついたマントも予算内で収まりそうなものがいっぱいあったので、どれもこれもと目移りしましたが、ファーのボレロは私が着ると山に鉄砲を撃ちにいく猟師さんみたいになりかねないし(自分では似合ってるつもりだったけど)、マントもなんだか大げさだったので〜ちょうどの丈のものがもう完売してました。お尻のあたりにファーがくると座ったときにゴロゴロするので、ちょっと長めのものを探したのですが、私の身長では少し無理でした〜、これは次回以降の宿題ということにしました。


何も買わずに帰ろうかと思ったのですが、気がつけば2着ほど掴んでました。両方ともラビット素材なのですが、一着はショートボレロ。でもきちんと袖が付いているんです。娘のピアノの発表会が冬にあったりしたらドレスの上に羽織ってもいいなと思い選びました。もちろん、娘がいらなければ私がもらいます。そしてもう一つはショートコートなのですが、ラビットとシルクのリバーシブル。母へのプレゼント用で買いましたが、これまた母がいらないなら私がもらってもいいかと……(笑)。結局「人のために買った」ようでも、あわよくば自分のものにしてやろうという魂胆がミエミエなのでした。

気になるお値段は2着で1150香港ドル(13800円弱)。ラビットとはいえ、一応毛皮のはしくれです。それが2着でこのお値段だったらまぁまぁではなかろうかと満足だったのですが、反対にこの値段で売っても儲けは出るんだな、ということで、正規の値段で買うのがいよいよバカらしくなってきてしまった私なのでした。

さて、余ったお金で何買おう??(貯金しろ!!)


今日の写真はムーンバットのセールからの帰り道にとった写真。先日までの寒さがウソのように、汗ばむ一日でした(このときの私は半袖!!。コートは腕にかけてました。暑くって)。変わった形のビルは「北京道一号(バッケンドウヤッホウ」という名前。「北京道(ペキンロード)の1番地」に建っているのでこういう名前です。オフィスビルなのですが、グランドフロアにDiorなどのブランドが入っているため、よく観光客さんが間違ってオフィスタワーのほうに来たりします。


ビルの手前にあるのが、最近できた「1881 Heritage」という広場。香港人の若い子たちが結婚式の記念写真を撮ったりするので人気です。ヘタするとせっかく遊びに行ったのに、ここもかしこもきれいなドレスをきたカップルばっかりで、写真に入り込んじゃうからあっち行け!!と追い払われるハメになります(笑)。ちょっとムカつくけど、まぁ、若い子達が幸せそうにしてるから笑って許してあげてマス。


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