香港にDOULOS号寄港中!


6月6日から一ヶ月に渡って「DOULOS号」という船が香港に寄港しています(6月19日〜21日、29日〜7月1日はお休みなので要注意!)。この船は、1914年に造られ、貨物船やクルーズ船として働いた後、世界の港をめぐる本屋さんとして活躍中。クルーは人種もさまざまだし、年齢層だって若者から子連れの夫婦まで色とりどり。子連れということで、学校だって併設されているそうです。キリスト教団体が主催しているため、彼らはボランティア。行く先々で恵まれない人々に手を差し伸べる活動もしています。

入場料は10香港ドル。船内には本がずらっとならんでいます。世界中をめぐるので、値段表記は「UNIT」であらわされています。この方法だと、世界のどこの港にいっても値段表記を変える必要はなく、船内に「UNITとその国の通貨の変換表」を張ればいいだけ。香港においては「25UNIT」なら5香港ドル、「100UNIT」なら20香港ドルとい換算です。










正直言って、本は古いものがほとんどでしたが、それでも後進国などでは重宝すると思われます。せっかくなので、私も目玉商品の「GEOFRAPHICA WORLD ATLAS&ENCYCLOPEDIA」を「300UNIT=60香港ドル」で買いました。家に持って帰ってみると、ながめているだけでも楽しいですね。世界地図にはじまり、国情報、地域ごとの歴史年表なども載っていてお買い得でした。


日本にも寄港予定があるはずですので、機会があればぜひぜひ乗ってみてください。


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今日の写真は、DOULOS号から写した香港の街並み。船に乗らないと無理なスポットから撮れたので面白かったです。