亀苓膏(亀ゼリー)


ここのところお肌の調子があまりよくありません(いつものことだけどね)。日本ではひたすら「ハイチオールC」を飲んでしのいでいましたが、こちらに来てからのもっぱらたよっているのは「亀苓膏」グワイリンゴウとよばれる、亀ゼリーのこと。香港の街角にある専門店や喫茶店、はたまた漢方薬やさんなどで入手可能。もちろんスーパーでも。専門店での値段は安いものだと30香港ドル(約450円ほど)から100香港ドルオーバー(1500円以上)といったところ。


亀苓膏についてはこちらで確認
http://www.chiyageikan.com/kame.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E8%8B%93%E8%86%8F



亀ゼリーといっても亀が丸ごとはいっているわけではない(らしく)、亀の一部が使われているというのですが、いくらお肌によいとはいえ、できれば食べたくない。でもけっこう効くので、やっぱり食べないとね!!


ゼリーというだけあって、冷たいものというイメージがあるのですが、温かいというか、熱いものもあります。「身体を冷やすのはよくない」という漢方の考えに基づくと、熱いもののほうがおススメなのですが……


これがまあまずいのなんのって!!!


冷たい亀ゼリーならともかく、温かい亀ゼリーは罰ゲームそのもの!!


そもそも冷たいものも熱いものも、どちらにせよ全然甘みがなくて、渋さの塊みたいなものなのでシロップをかけていただくのですが、冷たいのはそれで喉越しがよくなるものの、熱いほうは……煮ても焼いても食えないとはまさしくこのこと!!今日の写真の右側は、亀ゼリーの救世主シロップさんです♪


でも、街中のお店に入ると、美容に詳しそうな女子だけでなく、美容とは縁遠いようなおっちゃんやお兄さんまで亀ゼリー(しかも熱々)を食べているんですよねぇ。あんなにまずいのに…あんなに食べにくいのに……


ちなみに香港の人は、お肌がきれいな人が多いです。日差しが強いのにダメージ受けてない。タバコを吸う人はたくさんいるけれど、お酒はめったに飲む人がいないのと、中国茶と漢方が美肌の秘訣のようです。そして、付け加えるならば、この「亀ゼリー」はれっきとした漢方薬なので、食べ過ぎると却って毒になるということで、一週間に一度くらい食べればいいそうです……。が、あまりにまずいので、一週間に一度どころか、一ヶ月に一度が関の山です。


美肌への道は険しくて遠い……(たぶん一生たどりつけません)


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香港に来ることがあったら、冷たい亀ゼリーでいいので食べてみて!!