四川大地震へのサポート


オリンピックを控えた中国に大地震が襲ったのは5月12日のこと。毎日のように報道がされています。同時に街角でも募金を受け付けるブースが出たり、お店のレジの横に募金箱が置かれたりしはじめました。通常時の募金箱にはコインしかいれない香港人も、今回は10ドル、20ドル、50ドルのお札を入れています。中には100ドル、500ドル札を入れる人も!!かくいう私もコインだと重くなるからと思い10ドルを入れたりしてましたが、なんだか最近ちょっとイヤになってきて……というのも、先日外食をしたときに、おつりが36ドルほどでした。レジ横には募金箱があったんだけど、それまでにもう何度か募金してるので(他所でですけど)今回は端数でいいやと思い6ドルだけ入れたところ「狐寒〜kufon」って面と向かって言われました。多分レジの人は私にはわからないと思って思わずつぶやいたとは思うんですが……。不思議とスラングというか悪口ワードは頭の中に入ってるんですね。


「狐寒」とは「ケチ」の意味です。


それを聞いた途端に、街中の募金活動がいんちき臭く思えてきてしまった私。と同時にそんな自分の度量のなさが(ずばり言うならケツの穴の小ささが)イヤにもなりました。でもね、募金って無理強いするものじゃないんじゃないの?


四川大地震に関して募金をした人もしていない人も、今回は私がもうちょっといれてあげたほうがよかったんじゃないの?と思われる人も、ほかでしているなら今回は端数だけでOK!と思ってくださる人も、人気ブログランキングへ



あ、「募金」とずっと書きましたが、中国語では「義捐金」です。この「義捐金」という言葉は戦前まで日本でも使われていたんですってね。今では「義援金」のほうが使われていますが。


まだまだ街角には義捐金箱が置かれています。でも、こんな支援だったらしてもいいかも。パンやさんで「パンダあんぱん」が売られていて、お値段は少々高めの10ドル(150円)。でも純益分を募金活動にまわすそうです。純益分がいくら分かは知りませんが(笑)、おしつけがましい義捐金箱よりはマシかも。

パンもおいしかったし!