IRON MAN〜「鐵甲奇侠」は絶対観るべし！

アメリカとほぼ同時に公開された「IRON MAN」をやっと観ました。香港では「鐵甲奇侠」というタイトルです。
映画のHPはこちら
http://ironmanmovie.marvel.com/

日本では「アイアンマン」は9月27日公開！9月とは名ばかり、もう10月じゃん！！！（遅い！遅すぎ！）
http://www.sonypictures.jp/movies/ironman/

なんで、日本での公開がこんなに遅いかというと！これはソニー・ピクチャーズの戦略だそうです。アメリカと同じく5月に公開しちゃうと
・「ナルニア国物語第2章　カスピアン王子の角笛」とぶつかっちゃう
・「インディ・ジョーンズ　クリスタル・スカルの王国」ともぶつかっちゃう
・MARVELモノだけど、スーパーマンやスパイダーマンなどの作品と比べて日本での知名度が低すぎる
・なので、あえて公開日をずらした（中途半端に公開するよりも、オリンピックが終了した9月にした）〜アメリカはじめ諸外国で大ヒットするはず（現にしてる）なので、その口コミ情報に期待している！

という戦略なんですって！

たしかに、ナルニアともインディともぶつかるのは日本においては危険かも。でも、今回「IRON MAN」を観てみたら、そんなに心配はしなくてもよかったような気がします。それくらい楽しめたから。

それでも、多少の予習は必要かも。こういったバックグラウンドを知っていればもっと楽しめたと思うので、以下にウィキの「アイアンマン」の項目をひっぱっておきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3

ロバート・ダウニー・Jr.が演じる主人公トニー・スタークが怪我をしたのが原作ではベトナムだけど映画ではアフガニスタンというのと、地雷が爆発した→自分の会社が作ったミサイルが至近距離で爆発した点が違うくらいで、あとはほぼ原作に忠実な内容になってい（ると思われ）ます。それにしても設定がうまいですよね。ミサイルの爆発により破片が体内に入る→かけらが心臓に達すると死んでしまう→磁石内臓の補助器を胸に埋め込んで破片をすいとる→最初は車のバッテリーで作動→トニーが自社製の武器から取り出したパラジウムを使って強化＆コンパクト化させる→敵にリクエストされた武器を作ってるかと見せかけて脱出用のアーマーを作る。アーマーの動源はもちろんトニーが強化させた補助器！！

ストーリーはウィキをひっぱってきちゃったし、あえてここで語るとこれから映画を楽しみにされている方に悪いと思うので、くわしくは書きません。が、ぜひぜひ映画館で観てください！アメリカでも公開後の週末3日間の興行収入は1億2000万ドル（約125億円）を超えていて、これは2008年最高のオープニング成績であり、歴代でも10位の記録なんですよ。はっきり言って同じ時期に公開された「Speed Racer」は惨敗しちゃったってかんじです（涙）。

昨日も少し書きましたが、ロバート・ダウニー・Jr.（Robert Downey Jr.）があんなに演技がうまいとは今まで思ってもみませんでした！私の中では彼は「ジャンキー（麻薬中毒者）」というイメージしかなかったのですが……今回アイアンマンでの演技を見ていて感心したのでネットで彼のことを調べてみたら……ジャンキーだったのもむべなるかな、子供時代に実の親からマリファナなどをすすめられていたというとんでもない過去があったようです。それでここ10年ほどはリハビリのためなかなか映画にも出られなかったようですが、薬物とはきっぱり縁がきれたようですし、この「IRON MAN」の記録的大ヒットによって出直せるはず！だって続編だって決まったし！アメリカで2010年4月30日公開予定です！

IRON MAN〜アイアンマン〜を観てみたい人も、興味がどうもわかない人も、人気ブログランキングへ

アイアンマンの撮影当時42歳、現在43歳のロバート・ダウニー・Jr.がちょいワル機械オタクから紆余曲折を経てヒーローになっていく課程をうまく演じているし（アイアンマンが映画化される！という初期の噂のころに、トニー役にトム・クルーズの名前があがってましたがつくづくトムじゃなくてロバートが演じてくれてよかったと思った私。トム・クルーズファンには申し訳ないですが……）、共演者も脇をしっかり固めているし、なにより理屈抜きに面白いので、ぜひぜひご覧ください！！しかし、ロバート・ダウニー・Jr.がここまでかっこよかったとはねぇ（ため息）

あ！エンドロールがはじまっても席を立っちゃだめですよ！次回作につながるオチがありますから！（イニシャルトークで言うと、S・L・Jさんが出てます！さて、誰だ！？）

エンドロールに関して言えば、香港人は映画のエンドロールがはじまると途端に退席するのが常ですが（なので、私が最後までいるとお掃除のおばちゃんがイヤがる）、今回はやけに残ってるなぁとは思ってたんです。案の定最後のオチが写った瞬間に「なるほど！」と腑に落ちた私。

アイアンマン、9月になったら観てね！絶対！おっと！その前にアイアンマンを観るチャンスがあります（もしかしたら生身のトニー・スタークだけかもしれないけど、ちょっとそこまではわからない。ごめんなさい）！それは！
「ハルク」の続編（といっても主役がエリック・バナからエドワード・ノートンに変わったりしてますが）にロバート・ダウニー・Jr.がその名もトニー・スターク役で出てるってこと！つまりコラボってことですね。ロバート演じるトニーと、エドワード・ノートン演じるハルクと2人のヒーローが映画内で共演するんです！。登場シーンは、アイアン・マンことトニー・スタークがハルクの恋人の父親であるサンダーボルト・ロス将軍と出会うシーンなんですって！。ハルクの続編「The Incredible HULK」は日本では8月1日公開予定なので、アイアンマンより一ヶ月は早く観られるってわけです！

「The Incredible HULK」HP
http://incrediblehulk.marvel.com/

で、最後に！「アイアンマン」ってどこかで観たことがあるなぁ……と思ったら、「ロケッティア」というジェニファー・コネリーが出てた映画にストーリーが似てます。まあ装備に大きな違いはあるけれど、主人公が空を飛ぶというところでは変わりはないか（あるよ！）。個人的にはこの「ロケッティア」も大好きでDVD持ってます。主役のビル・キャンベルがハンサムなのよね〜

ロケッティア [DVD]