ここではないどこかで〜続き×2


旅行4日目。今日は一日観光を予定……してたつもりが、どういうわけか「半日」観光になりました。香港から「一日」観光の予約を入れていたんだけど、現地の旅行社ではなぜか「半日」。しかもそこを選んだときに参考にした「地球の歩き方」によると「国境を一度越えて向かうところなので、パスポート必携!」とのことだったけど、ガイドさんによると「国境なんて越えないよ」だって。え?じゃぁ、行き先が違うの?と思ってみても、行き先は確かに希望通り。でも国境は越えなくても行ける場所なんですって……。これは「地球の歩き方」の本に挟まってる読者カードに「情報間違えてるよ!」って書き込んで投書しなくては!


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地球の歩き方HP
http://www.arukikata.co.jp/index.html


そしてそして…この日のガイドさんは旅行2日目の夜のミニツアーの人と同じ人でした。そのときもまあ満足いった案内だったし、今日の予定も一日予定が半日になったものの一生懸命案内してくれたし、予定が縮まった分、夜に何か予定を入れないといけないし、明日一日はフリーにしてるのでそこの穴埋めもしたいし……というわけで、半日観光の帰り道に今夜の食事つきミニツアーと明日の(今度こそ)一日観光(今度こそ国境越え有り)のアテンドをお願いしてみました。もちろん彼は大喜びで「今夜は7時半、明日の朝は8時にホテルに迎えに行くよ!」と快いお返事!私たちも「毎日順調にすごせていいよね。子どもが大きくなると多少無理もきくしね…」とニコニコ顔。


しかし!「そうは問屋がおろさない」という言葉はこういうときのためにあるんですね。夜のお迎えがきませんでした!おなかすかせて待ってたのに!!旅行会社に電話してみても「知らない」の一点張りだし、「何か証拠はあるのか?」と聞かれたけど、「口約束だったので何もない。別れ際に名刺を頂戴って言ったんだけど、持ってないって言われたから名前もわからない」って返事したら「それじゃどうにもできない」って言われちゃいました(ま、そりゃそうだ)。極めつけは「お金払ってないんだったらまあいいじゃん」というお言葉をいただいて交渉が終わったこと。


う〜ん、さすが外国。まあ口約束だった時点で心のどこかで「もしかしたらヤバイかも」というのがあったので、夜8時を過ぎた時点できっぱりあきらめました。ちょうど夕方に小腹がすいた子供達は軽く食事をとっていたし、もう今更何も食べたくないし、毎日暑くて疲れてたからもう寝る、というのでこの日はこれでおしまい。私も部屋のビールを飲んで、パソコンチェックして早めに就寝。夜10時に寝るなんて久しぶりでした。


この日のようなことがあったときは、現地の人たちは「全てはアラーの思し召しだからね」という一言でかたづけます。今回実際言われてみて妙に納得しちゃった自分にびっくり(笑)。


と、ここでヒントが出ましたね。これで旅行先がわかるかな?