「生茶」のくせに甘いのは赦せない!


生茶」といえば、キリンビバレッジが誇る看板商品。おいしいですよね。香港でも発売されていて日本からの輸入品です。お正月に深圳に出かけたときにhttp://d.hatena.ne.jp/nohachan/20080101、購物公園という地下鉄駅にあるジャスコで、「生茶」の現地生産品をみかけました。パッケージはほとんどおなじです。しかも激安!3元(45円)もしないくらい。これは買いでしょう!


お気に入りの商品を見かけたら、ぱっと買う人も、一応パッケージを確かめてから買う人も、人気ブログランキングへ


しばらく大事にとっておきましたが、このたび飲ませていただきました。一口飲んだ途端にどびっくり。その訳は


あまかったから!


生茶」が甘いなんて信じられない!


さて、なんで「生茶」が甘いのかというと……香港(に限らず中国)では、ペットボトルの「お茶」は甘いと思っておいたほうが正解です。

「甘味」って書いてありますけど、超甘味ですからっ!「超」が抜けてる〜!


緑茶系のお茶で普通味なのは、暖かいお茶だけです。冷たいお茶〜ペットボトルもそうだし、お店で出るもの〜は甘いと覚悟しておいたほうがいいのです。最近ペットボトルのものでも(日本人にとって)普通味のものが出ていますが、わざわざ「無糖」ってことわりが入ってます。


ローカルのお茶を買うときは必ずパッケージ見てましたが、よもや「生茶」に裏切られるとは……。それが現地生産品だったとしても。「生茶」ブランドで発売するなら甘くしたらいけません!


一口飲んだとたんにどびっくり。と書きましたが、あやうく吐き出すところでした。危ない危ない。


こちらの記事をご覧ください。
http://news.chinajob.jp/2007/10/_vol10_1.html
「日本人との味の嗜好の差は?」という記事のところで、「中国の人は甘みの強いものを好む傾向がある」ってプロもおっしゃっています。

こちらもおもしろいです。「午後の紅茶」が「午后の紅茶」となっているのもわかります。
http://kosuke-ogawa.com/cgi-bin/admin/ogawa_news.cgi?cmd=dsp_msg&ID=131

香港はじめ中国で日本を意識した店名やキャッチコピーを目にするとやたら「の」が使われているのですが、これはひとつには文法的な問題があります。さらにもうひとつは「の」という字が丸い形でめでたいから!という理由もあり、実はそっちのほうが大みたい……



甘い「生茶」よりも午後ではなく「午后の紅茶」よりも不思議な飲みものも売ってました。


アスパラガスジュースです

どんな味なの?買う人いるの?さすがにチャレンジできませんでした。