香港の陶器屋さん〜中環編

先週木曜日に書こうとして消えちゃった「陶器屋さんへのお出かけ」のことを書こうと思います。


過去日記において、「陶器屋さん」と言えばずばり「粤東磁廠」という九龍湾にあるお店のこと。何度かお出かけして、すっかりファンになりました。ただ、


周りもみんな知っている
どのお宅に伺ってもここの食器がある
お店の人が日本人慣れしている
お店に行くとすれ違うのは日本人ばっかり
自分の手持ちのパターンもずいぶん増えてきたので、ちょっと食傷気味


なので、ここのところはもっぱら他のところに出没しています。


先週木曜日は中環の坂を上ったり下ったりして、いろいろなお店に行きました。


まずは腹ごしらえ。澳門が発祥の地の有名な麺屋さん「黄枝記」の下午茶(アフタヌーンティー)で揚げワンタン&凍檸茶(アイスレモンティ)をいただいて










ブラブラと徘徊開始!!


以前通ったことがあるお店がつぶれていたり、歩いても歩いても目当ての通りにたどりつけなかったり(私は方向音痴です)、といろいろありましたが、最終的にはめざすお店に到達!!お店の目印はこの看板のそば!!(いつまであるかはわからないけど)


できればナイショにしておきたいこのお店。だからお店の写真は小さくアップします。





というのも前述の「粤東磁廠」は日本人のグループでごったがえしていて、商品をゆっくり見たくても見られないことが多いので。
基本的に単独行動をする私は、グループ行動をする方たちからすると邪魔のようで(日本人に見られないこともあると思う)「ねーあの人早く帰らないかなぁ」って言われたりしたこともあり、これでも結構傷ついているんですよねぇ…。
話がちょっと逸れてしまいますが、なんで日本人の女性って群れるのかな?。別に香港だからというわけではなく、それこそ学生のときからとかく群れる。群れるだけならともかく、群れた途端に強気!!自分達のグループ以外はカスみたいな態度を取りがちです。群れるなとは言わないけれど、他の方にも気を遣って欲しいと思うことは多々あります。
といいつつも、正直なところ、私も「群れてみたい」と思ったことは何度もありますが〜基本的に単独行動を取るとは言ってもやはり学生時代にはグループに入らなければならないこともあり、そういうときはホントにつらかったので〜、なぜか群れられない自分にがっかりするやら、そんな自分がかわいいやらで…(フクザツ)。


話を戻します。夕方4時くらいに行って、チャイムを押しても誰も出てこない…。ドキドキしながら1分ほど待つと、おじさん(おじいさん)が出てきてくれました。お店の中はこんな感じです










ここはとにかく安い!!だってカップ&ソーサーは1客15香港ドル(180円くらい)。4客分しかありませんでしたが、全部買っても60香港ドル(900円!!)。


模様をあわせたポットは30香港ドル(360円ほど)。形が気に入ってます。


自分用に蓋つきマグカップを買いました。めでたい蝙蝠柄でこれまた15香港ドル


「粤東磁廠」の食器はこんなお値段では買えません!!!なんとお会計は合計で105香港ドル!!5ドルおまけしてくれなかったのが残念だったけど、それでも日本円で1260円くらいだからよしとしましょう!!!


そして、すぐそばにあるこれまた陶器店でこれを購入。本来は水差しだそうですが、私は花瓶として使うつもり。

このお店は「粤東磁廠」なみにお値段が高いけれど、落ち着いてお買い物が出来ます。食器というよりは、置物&飾り物に強いお店ですね。


カップ&ソーサーとポット、そしてポットと花瓶(ホントは水差し!!)との相性もバッチリです!!









骨董を買ったあともそうだけれど、陶器屋さんというのはえてして埃だらけなので、使用する前には

煮沸消毒すべし!!!!(笑)これ基本です!!


但し、骨董品で年代を経てもろくなっているもの、現代物でも薄手のものなどは、気をつけて煮沸しないと、割れてしまうんですよね…。ここら辺の匙加減は、もう経験しかないです。エラソーに言いますが、不肖私、何度買ったばかりの骨董をダメにしたことか……。なのでご忠告を一言付け加えさせていただきますです。


今日の写真はこの陶器屋さんがある通り。パンダやウサギ、鮫をモチーフにしたカバンとか香港グッズで有名なお店があるので、わかる人にはわかります。


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