旧正月に欠かせない「月餅(げっぺい)」をいただきました。


香港や中国では、日常的には新暦を採用しているものの、それを凌ぐ勢いで重用されているのが旧暦。月の満ち欠けに基づいた暦です。実は農業に関しては、新暦よりも旧暦のほうが種まき時期などがよく判るという意味もあって旧暦は別名「農歴」ともいいます。日本では毎年10月15日が「十五夜」でお月見の習慣がありますが、旧暦では毎年9〜10月の一日が「中秋節」としてお祝いをします。今年は10月3日中秋節にあたります。おまけに、今年は毎年10月1日の「国慶節(中華人民共和国が建国された日)」60周年記念にもあたり、中国本土もそして香港も大いに盛り上がっています。

建国60周年のお祝いムードは香港の街のあちらこちらに見られます

ちょうど北京出張だった旦那は飾り付けを撮ろうとしたら公安警察がすっとんできてやめさせらたそうです。天安門付近もすごく警備が厳重だったそう。


そして、月餅というと、「甘ったるい・妙な味がする(日本人の口にあわない)・食べきれない」というイメージがありましたが……

なんと、今年は泣く子も黙るペニンシュラホテルのカスタード月餅」が我が家にやってきました!!!!下さった方、神です!!どうもありがとうございます!!!

中身はこんな感じ。8個入りです。


あっという間に8個完食。もうないのか…と落胆していたところ、「まだ会社に2箱あるよ」とのこと。週明けに持って帰ってきてもらいます。でも、なんで2箱も余ってるの?と尋ねたところ、中国人にとって「カスタード月餅」なんてものは「邪道」なんだそうですね。ああ、よかった…。とはいえ、現物を再度入手するまでは油断できません。というわけで、月餅が残っているかいないかドキドキの週末を迎える私なのでした。


そんなにドキドキするなら自分で買えよ、って感じですが、天下のペニンシュラの月餅。高いに決まってる。今週一杯だったら販売もしているので、機会があれば値段を調べてきますね。


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