情人節(チェンヤンチー)とはヴァレンタインデーのこと


2月14日はヴァレンタインデー。香港では「恋人たちの日」という意味の「情人節(チェンヤンチー)」といいます。

日本では女子→男子にチョコをプレゼントしますが、ここ香港では男子→女子に花束をプレゼントします。なので、この時期お花が高くなります。特にデパートやショッピングモール内のお花やさんはどこも強気で、バラ数本で100香港ドル(1200円)、ラナンキュラス数本で130香港ドル(1560円)だったり……。

一週間前までに予約をすると1〜2割ほど安くなるお店も多いです。


ヴァレンタインデーに男子にチョコをあげた人もあげなかった人も、何かプレゼントをあげた人もあげなかった人も、反対に男子から何かしてもらえたラッキーな人も、人気ブログランキングへ


かくいう私もかつての女子の端くれですので(笑)、旦那から花束をプレゼントしてもらいました。というか買わせました。旦那はもちろんショッピングモールなどには目もくれず、街市(ガイシ:市場のことです)に私を連れて行き、普段のお値段とほとんどかわらないお店を見つけてお花を選ばせてくれた次第。百合にトルコ桔梗、ラナンキュラスに名前がわからないけどカスミソウみたいな感じの(要は花束の引き立て役をする)お花をあわせて70ドル(840円)でした。これだってショッピングモールで買うといきなり300ドル(3600円)くらいはしそうな量です。旦那はなんだか釈然としない雰囲気だったのですが、気にしない気にしない!!


花束を抱えた女子をエスコートする男子とか、女子に花束を贈るべく持ちなれない花束を一生懸命持っている男子とか、ヴァレンタインデー当日になって花屋さんに「花束作ってよぅ」という交渉を必死にしている男子とか、いわゆる「義理チョコ」ならぬ「義理バラ」を買う男子とか、はたまた奥さんのためにバラ一輪を買い求めるおじいちゃん男子とか、いろんな男子がいっぱいの香港の街なのでした。おじいちゃん男子、格好よかったですよ。おじいちゃん男子に会うまでは、私に花束をプレゼントするのにあまり納得がいってなかった旦那ですが、おじいちゃん男子がいそいそと赤いバラ一輪を持ってお店から出て行くのをみて、「男子たるもの女子にお花を贈ってナンボ」ということに気づいたらしく……

来年は、早期予約でゴージャスな花束をお願いしますね!!!