市場を歩いてみると……


ちょっと時間があったので、「街市〜ガイシー」と呼ばれる、市場に出かけてみました。お洋服から雑貨、お花そして食品とありとあらゆるものが売られていて、しかも「熟食小食〜ジュクセックシウセック」と呼ばれるちょっとしたお食事どころが併設されているという、私にとってのワンダーランド。でも、少々不潔なのと、匂いがきついのが玉に瑕。


そして……場所によっては、みたくない光景も目にします。今日の写真が実はそれ。鳥かごにはいっているニワトリさんたちなのですが……。ご指名をうけると、裏につれていかれて………断末魔の悲鳴が聞こえたと思ったら、しばらくすると(マジで湯気がでてそうな)切り身になって再登場するという……

商社にお勤めのご主人をお持ちの方から伺いましたが、赴任前に魚ならぬ「鶏のさばきかた」の講習があったそうです…。それこそ「首をひねる」ところからはじまり、「羽をむしって」「身体をばらして」「血抜きをして」…と、おどろおどろしいお話を教えていただいたことを思い出しました。


商社にお勤めしている方の奥さんにはなりたくないよう…と思った次第です(何もいまさら商社マンのところに嫁にいけるはずもないのだがね)


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香港の街市でお買い物するからには、きれいなところばかりじゃなくて、鶏の断末魔の悲鳴をはじめ、食用カエルさんたちの不気味なコーラスをガマン(ちなみに、食用カエルさんのお肉は鶏のささみ以上においしいんですってよ!!、苦笑)してはじめて「お買い物をした」っていうことになりそうです。