前売り券が無駄になる寸前!


観たい映画は「前売り券」を買うことにしている私。「X-MEN ファイナルデシジョン」をすんごく楽しみにしていて、もちろん前売り券も購入。だけど、なかなか行く暇がありませんでした。でも、パイレーツオブカリビアンだってまだまだ上映してるみたいだし、X-MENも大丈夫よね……なんてたかをくくっていたら、な・なんと「今日でおしまい」ではないですか!ヤバい!このままだと券が無駄に!それはイヤだし、映画も観たい!というわけで無理やり時間を作っていくことにしました。


映画は前売り券を買うようにしている方も、ポイントカードなどで値引きしてもらうようにしている方も、ファーストデイやレイトショーを上手に使っている方も、人気ブログランキングへ!



が、今日は前途多難。午前中はお琴の練習日。なので、お気に入りの映画館にはとても行けません。仕方がなく近場の小さなスクリーンの映画館に行くことにしたのはいいけれど、問題はお琴の練習時間。一度練習が始まると2時間はあっという間にたっちゃう!もう気もそぞろで弾いていると、案の定間違ってばかりでどんどん先生の顔つきが険しくなっていくのがお琴の弦を見つめていてもひしひしと判ります。ダメダメ!集中しないと!と気力をふりしぼってなんとか12時過ぎに終了させて、楽譜を持ったまま映画館へGO!何とか間に合ったのですが……


[はてな年間100本映画クラブ]021『X-MEN ファイナルデシジョン』

無理やり時間を作って観に行った「X-MEN ファイナルデシジョン」(この邦題はなんだ??なんで原題どおり「X-MEN:THE LAST STAND」じゃダメなの?)。1ヶ月の上映期間というあまりの短さに「もしかして面白くないの?」とびびりまくりながら鑑賞開始。
http://movies.foxjapan.com/x-menfinal/

で、私の感想。頑張って作ってるのはわかるんだけど、大げさすぎて笑っちゃいました。あれ?これって笑えるお話だっけ?ってとこですが、ジーン(今回は裏人格のフェニックスと言ったほうがいいのかな?)が強すぎて笑っちゃう。マグニートのあまりの都合のよさっぷりに笑っちゃう。エンジェルの役割の微妙さに笑っちゃう。サイクロップス役のジェームズ・マーズデンがまたしても(「君に読む物語」や「スーパーマンリターンズ」のように)かわいそうな役どころなのには涙がでましたが。
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジがアルカトラズに曲がっちゃうシーンもあまりの大げさっぷりにもう爆笑寸前。そんな私の横ではあまりのシーンのすごさに感激して涙を拭いている人を発見!同じ映画でもとりようは人それぞれなんだよね……と再認識しました。


そして、「ファイナルデシジョン」とか「THE LAST STAND」とかいいつつも、いかにも「まだまだ続くよ〜ん」というラストも笑えました。


マグニートがチェスの駒に手をかざしたところで映画は終わり、エンドロールとなりました。私の横の「涙を拭きながら」鑑賞していた人もさっさと席をたちました。そして他の人たちも。あ〜あ、もったいな〜い!最後の最後でオチがつくのに!と思いつつすわり続ける私。もともと、どんな映画でも(そしてどんなに急いでいようが、どんなにトイレに行きたくなっていても)普段からエンドロールが終わり場内のあかりがつくまで映画は鑑賞する主義の私。今回はたまたまネットの情報で最後の最後にオチがついてると知っていたので「あ〜あ」と思った次第だったのです。で、そのオチですが、ちょっとあっさりしすぎてわかりにくいオチでしたね。もう少し説明があってもよかったかも。やっぱりあのオチってことはまだまだ続編作るんだろうなあ。でも、続編作るならブライアン・シンガーに戻すか、また他の監督さん探してくれよ〜!って思いました。今回の監督さんは思いいれ強すぎて、私は付いていけないわ!