ヘンレ版ベートーヴェンピアノソナタ第一巻


うまいんだかうまくないんだか、ヘタなのかヘタウマなのか、どーもビミョ〜な域を脱し得ないがきんちょ1号のピアノレッスン。幼稚園の年中さんからおけいこを始めて、早8年目。もっと早くにドロップアウトしちゃうかと思いきや、学校のお勉強よりはマシ!と思ったのか何なのか、未だに続いています。そうか〜8年かあ〜。ということは、私の送迎履歴も8年ということね……最初の6年ほどは家の近所でのレッスンだったし、うち3年はまったく一人でのレッスン〜あとはがきんちょ2号がおまけでついてきています〜だったので楽チンでしたが、縁あってちょっと遠くの先生のところに通うようになってからは、往復2時間かけてます。うううう…これって、実を結べばいいですけど、そうじゃなかったら全くもって時間の無駄&限りある資源であるガソリンの無駄遣いの何者でもなくなっちゃうぅぅぅぅ!往復2時間ですよ、2時間。2時間あれば、本も読めるし、DVDだって観れちゃう。お料理だってできちゃうし、お掃除なんてお茶の子さいさいっ!あわよくばお昼寝なぞもできちゃうっ!しかも、往復の時間に加え、レッスンの待ち時間も含めると……あらら、映画ハシゴできちゃいそうですねえ。


往復2時間+待ち時間が無駄だと思う方も、それだけあったら飛行機にのってたらグアムとか上海とか行けちゃうよ〜って思う方も、フランス料理のフルコース食べれるねっと思う方も、ひたすら寝るなあという方も、人気ブログランキングへ


さーてそんながきんちょ1号は、とうとうベートーヴェンソナタをさらうことに相成りました。大丈夫かなあ。栄えある第一曲目は「悲愴」。ありゃりゃ〜タイトルからして不吉です。でもって、この曲に対して昔から語り継がれるオヤジギャグをご披露すると、『「悲愴」じゃなくて「悲惨」になっちゃった!』っていうのが定番中の定番。どうしよう、まさしくその通り「悲惨」な結果に終わったら〜。「悲愴」な覚悟をもって「悲愴」のレッスンに挑むことになりそうです。

さらに「悲愴」なのが、楽譜のお値段。先生にどの版を買うべきかお尋ねしたところ〜先生によって、お好みの版元が違うのはピアノレッスンの常識なので、やはりここはチェックしなければいけないところです〜先生が気の毒そうにおっしゃった一言が「ドイツのヘンレ版を」。ぴぎゃーヘンレ版ですか。ピアノを挫折した私もその噂は耳にしたことがある、泣く子も黙るヘンレ版。これってゲルマン民族たるドイツの人が作っている版なので、とーにーかーく、手の大きさが要求される……らしいです。「らしい」というのは、もちろん、私はヘンレ版をさらうまえに挫折したクチだからでっす♪ちなみに私は体と態度はデカいですが、手だけはアンバランスに小さくて、ピアノに関していえば、オクターブをとるのがやっと。指輪でいえば、薬指のサイズは7。うわ〜ちっちゃい!体の大きさからみるとまるで別人。ヘンレ版なんて、夢のまた夢ってとこです。


ヘンレ版は常時在庫があるわけではなくて、注文を受けての輸入という方法をとっているお店がほとんどです。となると、船便指定だと1ヶ月以上だし、航空便だと結構なお値段をとられます。どうしようかなぁと悩んでいたところ、市内で常時在庫をもっているところを発見!連絡したところ、「取りに来てください」とのことで本日出かけてまいりました。迷いながらもたどりつき、4800円をお支払いして貴重な本を分けていただいた次第です。楽譜で4800円かあ……とため息がでましたが、送料をとられないだけでもマシということで納得しました。


というわけで、がきんちょ1号よ!せっかく楽譜を買ったんだから、せいぜい精進してくれたまえよ!写真は貴重なヘンレ版。オブジェというかコレクションと化さないことを祈っております!


「悲愴」といえばチャイコフスキーもあるでよ!
ベートーヴェンの「悲愴」

ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別

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チャイコの「悲愴」

チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」

チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」