大御所!


しつこいくらいに「キアヌ」ネタで申し訳ありません。が!!ちょっと釈然としないこともあったので……

それは!通訳の方のこと。もう、みなさまお判りですね。キアヌの来日には(そしてトムちんのときも!)必ずこの方がもれなくついてくる!っていう通訳界の大御所の方です。この方についてはみなさまいろいろご意見があるようですが(「ロードオブザリング」シリーズの訳し方についてとか)、私の意見はちょっと違う観点からです。


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イルマーレジャパンプレミアでは先着順に10個ほどに分けられたブロックに案内していくという席順きめの方法をとっていました。私たちはレッドカーペット沿いの2列目という位置にいました。もちろん2列目というからには前に人がいるわけです。押さないようには心がけていたのですが、案の定サンドラとキアヌが近づくと皆ぐいぐい押してきます。そして、とうとう私の前の方が「押さないで!」と悲鳴を上げられました。ちょうどその場に通訳の方が通りかかったのですが、なんと「大声出さないでっ!」って一言言い放ったのです。私は耳を疑いました。確かに日本語がわからない外国人俳優にとっても「歓声の声色」と「悲鳴の声色」の違いは判るかもしれません。それでも、せめて「大声ださないで」の後に「ください」をつけるくらいの言い方はできないものかなあと思ってしまいました。

その後通りかかったキアヌは両方の手のひらをこちらに向けて押し出すジェスチャーをしながら静かな声で「back,back」と言っていました。サンドラ姐さん(って勝手に呼んでごめんなさい。でも姐さんっていいたくなるくらい、落ち着いて堂々としていたので)は悠然と優雅に歩いていらっしゃいました。