よもやの敗退


昨日の日記の続きです。バレーボール日本一を決める黒鷲旗で、今年のVリーグ王者の堺ブレイザーズに勝利を収めた旭化成スパーキッズ。今日は学生王者の東海大が相手。これに勝てば明日は決勝です。

ここで思い出すのがサッカーの横浜フリューゲルス。今は横浜FCといいます。フリューゲルスもスパーキッズ同様、廃部という皮肉な運命にさらされました。最後の試合となったサッカー日本一を決める「天皇杯」。見事に勝ち抜いて優勝して有終の美を飾ったのはサッカー好きの人なら誰でもご存知のはずです。
スパーキッズもぜひ最後の黒鷲旗で優勝して欲しいと思ったのは私だけではないはずです。


この連休中にスポーツを生で観戦した人も、テレビで観戦した人も、旅行中で観てないよという人も、仕事をしててそれどころじゃないよという人も、人気ブログランキングへ


5日の試合を観に行ったときに、ホテルをとろうと思ったのですが、悲しいことに連休中でどこも満室。泣く泣く日帰りをしたわけです。というわけで、6日も7日も観戦したいけれど、毎回日帰りしていたら3日間で新幹線代だけで9万円になっちゃう。というわけで、絶対6日の東海大戦は大丈夫、7日の決勝は何があっても観に行こう!と思っていたところ・・・・


なんと、よもやの東海大戦敗退でした。南選手のコメントはこちらです
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/volley/20060506-00000067-kyodo_sp-spo.html


今日で旭化成スパーキッズの試合がすべて終了してしまいました。学生相手に何やってんだ?と一瞬思ってしまいましたが、ずっとフルセットで戦ってきてましたし、4日の試合は前の試合がずれこんで夜遅くまで試合をしてましたし、何しろ譲渡先が見つからないという最悪な精神状態で試合をしてきていましたし、宿泊先のホテルもそんなに設備がいいところではなかったようですし(ホテルの方や、関係者の方、本当にごめんなさい。スポーツ選手にとってはベットが小さすぎるという意味です)、そんな中で「もしかしたら優勝できるかも」という気持ちが勝ってしまいすべてが空回りしてしまったのも無理はありません。
すべてにおいてぎりぎりの状態の中で、今まで戦ってこられた選手のみなさんが一番悔しかったでしょうから、私ごときが「何やってんだ」なんて思っちゃいけないですよね。

それに、マネージャーの吉田竜児さんのブログでも「三位に誇りを感じている」という書き込みもありましたし。
http://ameblo.jp/ryuz009/


チームごとの譲渡はとても難しいようなので、おそらく選手個別で移籍先を探すことになるのでしょう。この先選手生活を続けたいという希望をお持ちの方に、ぜひぜひいい移籍先が見つかりますように、願ってやみません。

廃部決定のお話
http://d.hatena.ne.jp/nohachan/20060314

南選手と甲斐選手のサインのお話
http://d.hatena.ne.jp/nohachan/20060212

ちょっと古いけど、山梨でのサントリー戦での南選手のサインボールのお話
http://d.hatena.ne.jp/nohachan/20041220
http://d.hatena.ne.jp/nohachan/20041219