大和和紀「はいからさんが通る」
まだ若かったころ、ご多分にもれず少女マンガにはまっていました。限りあるおこづかいを一生懸命ためて、買い集めた漫画のひとつが大和和紀さんの「はいからさんが通る」です。紅緒と少尉の恋物語に一喜一憂したのは私だけではないはずです。少尉と蘭丸と編集長と黒い狼・・・・タイプの違ったハンサムさんに愛される紅緒がとてもうらやましかったのは、若いころも今も何ら変わりはありません。
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一生懸命に買い集めた「はいからさんが通る」。悲しいことに、高校生のころにお友達に貸してあげたら二度と返ってきませんでした。大和和紀さんの他の作品「ヨコハマ物語」も。返してって何度も何度もお願いしたんだけど、のらくらのらくらはぐらかされているうちに高校を卒業しちゃいました。今でも思い出すたびに心が痛む〜怒りを通り越して、悲しい〜出来事です。
昨日、がきんちょどもの携帯を買ったときに待ち時間が1時間ありました。時間つぶしでブックオフにいきました。ここのブックオフがひたすらでかかった!うちの近所のとは大違い!
http://www2.info-mapping.com/bookoff/kensaku/map.asp?ID=644
で、ここで再会してしまいました。「はいからさんが通る」と「ヨコハマ物語」。コミックも愛蔵版も両方完璧な品揃え。どちらにしようか迷った末に愛蔵版各4冊ずつ計8冊×350円=2800円で速攻お買い上げです!こういうときは、大人でよかった!迷わず買えるもん。
というわけで、目下「はいからさん」を繰り返し読んでます。若いころはひたすら感動していただけですが、古だぬき(狸小路さん?)となってしまった今となっては「記憶喪失っていっても母国語である日本語よりもロシア語の方が得意なわけないじゃん!」とか「大正時代に総髪はおってもふわふわロン毛はおらんだろう!」とか「蘭丸がメイドで勤めたときのお風呂とかどうしてたの?」とかなんとかくだらないことをひたすらつっこみながら読んでいます。それでも紅緒と少尉は最高です。青江冬星も素敵!。番外編もいい味出してます。若いころは大嫌いだったラリサや如月さんの心情がわかるようになったのは年をとったせい?
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- 作者: 大和和紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/09
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一息ついたら、「ヨコハマ物語」も読むぞ。そして、それが終わったら「あさきゆめみし」を買いにいくでございます!