人体の不思議展


久しぶりのブログです(あいかわらずなまけもの)。
本日うわさの「人体の不思議展」を観に、有楽町国際フォーラムに行ってきました。旦那とのひさしぶりのデートです。久しぶりのデートが人体標本を拝みにいくっていうのもあたしら夫婦らしいです。いつも旦那におごってもらってばかりなので、今日のデート代はすべて私もちです。
平日の朝一番だったのですごくすいていました。お休みの日ともなればおすなおすなの大行列なんですってね。うそみたくすいてました。本来は1月中旬で閉会だったらしいですが、大好評につき2月末まで期間延長。
大人一人1500円。入場してみると、人体標本が林立してました。すごいです。みんな骨皮筋衛門です。筋肉の動きをみるために動作がつけられているものあり、血管に色水(?)を流し込んで肉と骨を殺ぎ落としてまさしく動脈・静脈の配置がどうなっているかがわかるようになっているものあり、手術器具を全身に装着しているものあり、内臓の標本、脳みその標本・・・・・。
身体のパーツというパーツがすべて展示されているすばらしい展覧会でした。
標本となっている方々は生前に献体をすると了承してくださった有志の皆様だそうです。ほとんどが男性の方で(なんでわかったかというと、骨皮筋衛門の標本でも局部はばっちりわかるのですよ)、女性の標本は2体ほどしかいらっしゃいませんでした。
いろいろなタイプの標本があったのですが、骨だけのものや、筋肉組織の全体を見せるための標本は正視できたのですが、中には筋肉の動きを理解するために筋肉という筋肉をすべて逆むけ状態に削いだものとか、CTスキャンの仕組みを理解するための人体の横輪切り標本・縦輪切り標本・3枚おろしみたいな標本を目の前にしたときはさすがに血の気がひきました。同じ献体をするならこういったタイプの標本にはなりたくないなと思ってしまった不届きモノの私です。
出口付近で脳みその標本〜大人の脳みそってだいたい1250グラムくらいらしいです〜を手にとってさわることができたり、一体だけじかに手でさわらせていただける標本がありました。ありがたくさわらせていただきました。

人間見た目じゃないな、見た目の下はみんなみんな皮と肉と骨で出来ているんだな、そしてそれらはものすごく緻密に繊細にでも丈夫に作られているんだなあとあらためて認識した展覧会でした。

といいつつも、しばらく肉(特に鳥類)は食べられないなとの感想も抱いたのですが、そんな感傷もつかのま、この日のランチは中華!全く私ら夫婦の食欲ときたら!!

http://www.jintai.co.jp

写真は入場チケットと記念で買った心臓ボールペン(ラブリーです)