香港のジャンクフード


修理に出したPCを受け取りに行った際、ちょうど香港の祝日で旦那が自宅にいたので、ついてきてくれました(と書いておきますが、私に言わせれば「つきまとわれました」が正解)。


彼は香港の茶餐廳でジャンクフードを食べるのが大好き!!。いつもは仕事が忙しくって食事もそこそこにすませているし、何よりダイエットをしている(らしい)ので、普段はそんなに高カロリーのものは口にしない(筈、な)のですが……。


彼がついてきた(つきまとってきた)時点で、イヤ〜な予感がした私。家からPCショップまでは寄り道せずにいけましたが、お店を一歩出たとたん、「ね〜お昼ごはんどうする?」と切り出されました。


苦節○○年の結婚生活において、旦那が何かを提案したとき、それは提案ではなく決定事項だということをようやく学んだ私。譲れないことにおいては、徹底抗戦も辞しませんが、どーでもいいことは譲ってあげられる度量がここ1年ほどでようやくついてきました。つか、ホントは譲りたくないんだけど、頑固さん相手に頑張ったところで、自分が傷つくことのダメージを考えたら、譲れるところは譲ろうという心構えになった、というのが実際のところです。心底イヤなことに関しては、譲る気なんてさらっさらないのです(笑)。


私の決意表明はさておいて、旦那の「お昼ごはんどうする?」という提案(「行きたいところがあるんだけど」という意味合いを含んでいることは言うまでもないので、ほぼ決定事項の提案です)に対し、


「どうするもこうするも、行きたいところがあるんだよね、そこに行ったら?」


って言ってあげたやさしい私(言い方がやさしくないのは別として)。というわけで、いそいそと出かけたのは案の定茶餐廳。しかも下町にある24時間営業のお店。一歩中に入ったら、昼間なのにビール飲んでる人いっぱいいるし!!。香港人は食事中にあまりお酒を飲まないので、これはかなり珍しい光景です。つまりあんまりガラがよろしくないところ。しかも隣に座ったお兄さんたちのテーブルの上にはもうビール瓶が7本ほど並んでたし(お会計のときに文句が出ないように、ビンは片付けないようにしているらしい)、しかもお兄さんの1人はストローでビール飲んでるし!!!


というわけで、私達もありがたくビールを飲ませていただきましたが、旦那はともかく、私が飲み始めると、旦那の後ろのほうに座ってた香港人のおばちゃんたちが、「あら〜あの女ビール飲んでるわよぉ!。あれって日本人よねぇ(哎呀〜嗰個女飲啤酒呀!佢一定係日本人喎)」と言っているのが丸わかりでした(悪口は不思議とわかるものです)。

でもいいの!日本人だから!!(そういう問題じゃないね)。


公司三文治(クラブハウスサンド

澳門猪扒包(マカオポークバーガー)

を食べたところまではいいのですが、やっぱり出たのが、香港のジャンクフード「ポーローバウ」。旦那リクエストの一品で、こってこての甘い生地のパンにいかにも身体に悪そうなマーガリンがたっぷり挟まっているもの。これが旦那の大好物(私は口にするのもイヤ)。

こうやってつぶしながら食べるのが正しい食べ方だそうです(香港人もこうしてる!!)



昼間っから酒を飲むような、そういうシチュエーションのときは妙に仲むつまじい私たちなのでした(笑)


ご夫婦仲のよろしい方も、我が家のようにわけわかんない方も、はっきり言って仲悪いという方も、なんともいえないという方も、人気ブログランキングへ