おもしろかった「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」

久しぶりにおもしろい本を読みました。
「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上下巻」

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下


3月上旬に取り寄せたのはいいけれど、ずっと忙しくって読む暇がありませんでした。が、昨日ようやく読み始めることが出来ました…。


お値段が1冊1700円もするので、どんなに分厚い本が届くかと思いきや、2冊あわせてもDVDジャケット3枚分(笑)


裏をみてみると、芸能界きっての読書家、児玉清さんも大絶賛!!!


旦那に言わせると「児玉清といえばアタックチャーンス」しか思い浮かばないそうですが、私、この人が書く文章が好きです。

寝ても覚めても本の虫 (新潮文庫)

寝ても覚めても本の虫 (新潮文庫)


児玉清さんの著書については、明日以降、また触れたいと思います。この方、順風満帆の人生を歩まれているようですが、実はお嬢さんが医療過誤の憂き目にあい、若くして亡くなっていらっしゃるという、修羅場をくぐっていらっしゃいます)


話を戻して…

「ミレニアム」の感想…

以下ネタバレになります。

未読の方は回れ右でお願いします。








スウェーデンという、名前は知っているけど、サッカーとIKEA以外ではあまりなじみのない国のお話。登場人物の名前や、地名などでちょっと、いえかなりまごつきますが、それを差し引いてもおもしろいです。

素直に読める方にとっては、すばらしいミステリーだと思いますが、ひねくれ者の私は、序盤の「年に一度押し花が送られてくる」というところで、「死んだ、と思われている娘は実は生きているのでは?」と思ってしまいました(小説内では、受取人はこの押し花を犯人からの挑戦状だと思っている)。

ちゃんとしたあらすじは、アマゾンなどの書評をご覧ください(笑)。私が説明すると、長くてくどくなります。


「犯人が見つかった」というくだりから「後日談」に入るところで、皆さん結構引き込まれるのではないかな?
上巻はワクワクドキドキしながら読み進め〜話がこみいってるだけあって、ちょっと読みにくいところもあるけれど〜、下巻に入り、「犯人が見つかりそう」で心臓バクバク、「ついに犯人を見つけた!!」ところで、話の気持ち悪さのあまり、読むのをやめようかとも思って………(笑)。気を取り直して読んでいって、読了。でも、主人公も心配してたけど、被害者のことはどうなるの???って思っちゃったりもしました。


話をちょっとそらして…


さいころから、読書だけは好きだった私。今まで色々な本を読んできたと思いますが、そんな私の悪いクセは「残りページ数からあらすじを予想すること」(笑)。


「犯人が見つかった!」あたりで下巻の真ん中ぐらいでした。そこで私が思ったことは……


「まだページは残っているけど、ここで犯人逮捕に結びつくなら、まだまだ他の目玉が待ってるな」


ということ。イヤな読者ですな(笑)


すぐにでも続きが読みたいのですが、残りあと4冊。1冊あたり1700円なので、合計6800円。今月は送別会続きで、参加費や交通費、そしてお餞別代などで、出費がかさんでいるので、ちょっと無理かなぁ。4月に第2巻、5月に第3巻を買うペースかな。


あ、でも昨日アメリカのアマゾンから「本を発送しました」ってメール来てたな…
twilight graphic novel vol.1

Twilight: The Graphic Novel, Volume 1 (Twilight Saga: The Graphic Novels)

Twilight: The Graphic Novel, Volume 1 (Twilight Saga: The Graphic Novels)

twilight graphic novel vol.2は、いつでるのでしょう?


しばらく物入りが続きそうです。


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