恐るべし「暗譜」の秘密

先日の日記で「楽譜は1人一冊」という話を書きましたが、あれから一生懸命楽譜の整理をしています。子ども達が小さいころにおさらいした教則本はまとめて段ボールの中に入れ、とりあえずこれから購入する分の楽譜のスペースも空けてみようと、頑張ってみましたが……


無理だ!!今でぎっちぎちだ!!やっぱり本棚を買わないといけません……。んが、置くスペースがありません(またもや堂々巡り)。やはり家に3人ピアノ弾きがいると大変。それに加えてブラスバンド用の楽譜もあるし。


楽譜は買うときも悩みます。とりあえずヘンレ版があればそれを買うようにしていますが、ショパンなどは先生によって好みもあるし、バッハは特に先生と同じ楽譜を用意しておいたほうが、レッスン中に「そこ違う!!」と指摘されなくてすむので(自分が弾き間違えた場合を除く)……。

が、一番困るのは、指定された版がないとき!!次のレッスンのときに「それでは、自分で選んで買ってくるように!」と言い渡されるとそれこそがっかりです(涙)。変な楽譜選んだ暁には自分が苦労するだけだし(笑)。


最近、こういうシチュエーションにハマってしまい、楽譜やさんで2時間ほど悩んでいたことがあります(涙)。指定された版はないくせに、その他の版が何と4冊もあって(腹立つ〜!!!)、無駄に選択肢が多くて大変でした。


2時間かけて選んだ楽譜を恐る恐る先生に見ていただきましたが……


返って来たコメントは


「大きくて見やすい楽譜ですね。老眼にいいかも」


あはは〜!!!!さすが、先生、お見通しですね。だって、2時間も見比べても見比べてもあまり違いがなく、最後のほうはもうわけがわからなくなってしまいました。いっそのこと値段で決めてやろうかと思ったけど(もちろん一番安いの!!)、その前にちょっと頑張って何か利点を見つけようと思って、結局「見やすい(眺めやすい)楽譜」にしたんだもん。


でも、見やすい楽譜=弾きやすい楽譜、というわけではないので(そうだったらどれだけいいことか!!!)、あいかわらず四苦八苦してます。


で、私はどうにもこうにも暗譜が苦手なのですが、子ども達に秘訣を聞いたところ、1人は教えてくれず、もう1人が言うことにゃ「色で覚えてる」んだそうです。


「色?色ってなに??」って聞いたところ、楽譜を読んでみてイメージがわいた色を関連付けして覚えると一回で覚えられる、とのたまいました。


なんじゃそりゃ?


余計にわけわかんなくなりました。聞くんじゃなかった。で、そこで教えてくれなかったほうが「実は自分も似たようなもので、説明するだけ無駄だと思ったから言わなかった」と言い出して……。


自分の子どものことがいよいよわからなくなった「暗譜事件」でした。


それにしても色ってなんだよ、色ってさ!!!


楽譜を褒めてもらった理由も、子ども達の暗譜の秘密も、ちょっと、いえかなりショックな私なのでした(笑)



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