私と旦那の仁義なき戦い（アルフォンソマンゴー編）

ヘボ日記を書くに当たって、身の程知らずにも「人気ブログランキング」に参加していますので、おのずと周りのブロガーさんたちの素晴らしい日記を拝見することが多いです。香港には素敵なブロガーさんがたくさんいらっしゃって〜中華料理を習ったり（私は習いたくても手先が不器用なのでお皿洗い担当にしかなれません）、私がまず行けないような素敵なお店（お値段高し！）での体験談を紹介してくださったり〜しています。拝見するたびに、口がぽか〜ん状態に陥っています。

なかなかハードルが高い香港ブログですが、中には私にも手が届くものの紹介もあったりで…

その一つが「アルフォンソマンゴー」。マンゴーの一種でインド原産です。世界のマンゴー生産の60％を占めているインドの41種のマンゴーの中でもピカイチで、他のマンゴーより圧倒的に風味や糖度が高く、ついた別名が「キング・オブ・マンゴー」。別名の別名が「お釈迦様の果物」とも「インドの王様マハラジャ専用の果物」とも呼ばれているくらい…。
くわしくは以下のサイトをご参照ください。
http://www.izk.co.jp/mango/mango2.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%BC

旬が4月〜6月という短期間なので、手に入れるなら急がねば！というわけで、5月に入って以来（4月は忙しかった）、幾度となくアルフォンソマンゴーを扱っているお店に通っていたのですが、いつも売り切れ、もしくは「夕方5時以降の入荷」。夕方5時といえば、子持ちにとっては動きにくい時間帯です。なのでいつもみすみすチャンスを逃していた私。最後のほうはお店の人（インド人です）も、私の顔を見るなりフリーズ状態だったので、かなり気まずい思いをしました。このまま「幻のアルフォンソマンゴー」になっちゃうのかな…

でも！！

このままでは済まない！、いや済ませない！！。だって私にはとっておきの切り札があるんだもん！！！

その切り札とは！！！！（ドラムロ〜ル！）

私の旦那です（え？）。

というのも…奴は私に比べて異常に（悪）運が強いのです。例えば…旅行のときにパスポートコントロールの列に並ぶときも、ためしに旦那と私と違う列に並んでみると、絶対奴の方が早い。お買い物のときもそう、今は買えないけれど、日本の宝くじだって奴は5万円を二回当てたことがありますが、私は連番で買ったときの300円が関の山。

なんで奴が私より（悪）運が強いのかが納得いかないのですが〜だって私のほうがまっとうな人生を歩んでいると信じているから（バカ夫婦ですみません）〜実際そうなんだから仕方がない。仕方がないんだけど、始末が悪いことに奴がこの事実をちゃっかりしっかり自覚しているから話はややこしくなります。

ときどきこの自信過剰な切り札を使うのですが、使うたびに「僕の出番だね」「困ったときは僕だのみ」とホザくので、できればつかいたくない切り札です。そのビックマウスさえなければありがた〜く切り札として尊敬してあげるのに！！！

なので、できれば今回も切り札投入は回避したかったのですが、期間限定となれば仕方がない。ここはひとつ奴にかけてみるか…

というわけで、今朝頼んでみました。ほとんど頼みごとをしない私が頼んできたということは、自分が「切り札」として投入されることに野生のカンで気づく奴。もう喜色満面です。「もしかしてさぁ、いつも売り切れで買えないんでしょ？」と聞かれ、うんざり。なんでこいつと結婚したのかがわからなくなる瞬間が今日も訪れ…。

でも、長い間腐れ縁を続けてると私の気分がダークサイドに落ちたことに気づいたらしく（ここで気づくならビックマウスを封印しろ！と言いたいところですが、奴の実家ではビックマウスは美徳とされていたようで、なかなか封印できないらしいんです…→さりげなくフォロー）、「買えるかどうかわからないけど頑張ってみるね」と言ってくれました。

そして、私が夏物と冬物の最終整理でてんてこまいしている間にお使いにいってきてくれて、待つこと2時間ほど。

奴の（悪）運がいい伝説はまだまだ続いていました！！！

買ってきやがりました！！〜ここで買えなかったら「ざまぁみろ！」と思えたんだけど、そしたらありつけなかったと思うとすんごく複雑。

中身は12個！！

これでお値段130香港ドルです。日本で買うといくらくらいなのかしら…？

奴はもう鼻高々。お店の人からも「日本人の男性が買いに来るのは珍しい」とか「すぐに買えるなんてお前はラッキーガイだ」と言われたそうで、気分上々でご帰還でした。

ぐ・や・じ・い・・・・

私のどこが奴に劣るのか…？？

どう考えても納得いきませんが、結局のところはこの「納得のいかなさ」が私の欠点であって、だから奴より運が劣るところなんでしょう。

とキレイごとでまとめてみました（うふふ）。

運が強い・弱いということが気になる方も気にならない方も、アルフォンソマンゴーを食べたことがある方もない方も、アルフォンソマンゴーの買い方が気になる方も気にならない方も、人気ブログランキングへ

気になるアルフォンソマンゴーのお味は…

さすが「キングオブマンゴー」の異名をとるだけあって、さすがのおいしさでした。12個入りなので、一家で3日は楽しめる計算ですが、がきんちょどもが「おかわり！」といったので…

母業を営んでいるものとしては、まだ自分では口にしていません。子供達がそんなに好きなら自分の分を食べさせてあげたいなどと殊勝なことを思っちゃったので。

ヘンなところで殊勝なもので、「おいしいもの」をずいぶん食べはぐれているような気もしますが、その分子供達が学校に行っている間に別ルートで「おいしいもの」はバッチリいただいているので、それでよしとしましょう…

この「抜けがけ」が運の低下を招いているような気もしないではありません…。だけど、そのうちきっと旦那の（悪）運に勝てる！と信じて日々頑張ります。私と旦那の仁義なき戦いはまだまだ続くのでありました（笑）。

今日の写真はビクトリア港に停泊していたドイツの貨物船。初入港だったらしく、セレモニーが行われていました。

「HAMBURG　SUD（Uの上にはウムラウト¨がつきます）〜南ハンブルグ」の文字が見えますが、ドイツの有名な会社です。
http://www.hamburgsud.com/WWW/EN/index.jsp

ドイツ…一度しかいったことがありませんが、また行きたいな。できれば船旅なんていいですねぇ（もれなく旦那がついてくる？）。ドイツでも仁義なき戦い…をやらかしそうで怖い。思えば旅行にいくたびにバトルしてるもんなぁ。

ちなみに…どこのブログでもそうでしょうが、とりわけ「香港ブログ」ではご主人さまと仲良しブログが多いような気がします。我が家もあやかりたいものです（ウソばっか）。