香港人が日本語を勉強するにあたって


香港というところは、富裕層と貧困層の差がとてつもなくあるようで、お金持ちは果てしなくお金持ち。日本のお金持ちさんが庶民としか思えないくらい。日本のお金持ちレベルの人たちも結構たくさんいて、日系のお買い物場所などに行くと、日本人が安いものをちょっとずつ買っているのに、彼らはカート2個分くらいに一切れ300ドルくらいはする神戸牛とか魚沼産コシヒカリ(これは一体いくらするのか知らないけど。値段をチェックしてみたいけど、精神衛生上よくないので今のところチェックしてません)とか、山のように積んでお会計している光景をよくみかけます。そういうレベルの人たちは同時に教育熱心でもあって、英語はあたりまえとして、北京語やフランス語、ドイツ語などを子供に勉強させたり、自分自身でも勉強していたりしています。もちろん、日本語もなかなか人気のようですが……。


魚沼産コシヒカリをポン!とカートに突っ込んで値段を気にせずにお会計が出来る人も、そういうことをやってみたい人も、無理な人も、人気ブログランキングへ


日本語を勉強するにあたっては、やはり語学学校に通う人が多いようですが、中には独学をする人も当然います。そういう人達向けの参考書が本屋さんにあったので、興味津々で覗いてみたら……


役立つフレーズもあるけれど、え?これはちょっと……というフレーズも多々あって……中でも一番ひどかったのが今日の写真のもの!シチュエーションとしては、男性・男性と恋愛関係にある女性の父親の会話というものなんですが、「いくらかの金を小切手で払うので娘に近づくな」「そうですか、これは手切れ金というわけですか。でも愛情はお金では買えませんよ」という衝撃&笑撃の会話が繰り広げられています。

その参考書とは!

こんな会話使わないよ、日本人は。香港では小切手当たり前だけど、日本じゃほとんど流通してないし!とゲタゲタ笑い飛ばしていたのですが、ふと私自身も使えない広東語を教わっているのではないかと思い当たり、なんだかイヤ〜な予感に囚われてしまいました。香港人からすると、日本人が教わっている内容ってすんごく笑えるものなんだろうなぁ。