5人連弾のド迫力「ザファイヴブラウンズ」


ここのところ、はまりにはまっている「The 5 browns」の日本盤CD+DVDがとうとう届きました。先に輸入盤を買っちゃったので、その分が余計な出費となってしまったけれど、やっぱり買いなおしてよかった!!!音質も通常版とドルビーサラウンド5.1チャンネルと2通りあるし、おまけのDVDに入っている彼らのパフォーマンスはやはりすごかったです。2曲しか映像特典ついてなかったけど、片手ずつがメインの曲と、フルに両手を使って弾いている曲と2通り楽しめて勉強になりました。CDを聴いただけだと「え?この曲ホントに5人で弾いてるの?。こんなに音の厚みが薄いなら何も5人で弾く必要ないじゃん」と疑ってしまった曲も、結局5人が片手ずつであわせてたらそりゃそうだろうねえと納得いったし。意外と5人が片手ずつで(もちろん両手を使うパートもありますけどね)連弾するって難しいんじゃないかしらと思います。私だったら人数へらして両手のパートで弾きたくなっちゃう。反対に、フルに両手を使って弾いている曲は、まさに10本の手、50本の指がめまぐるしく動いていて素晴らしかったです。インタビュー集も入っていたので見てみたら、彼らの小さい頃のビデオ映像がありました。何だ、うちのがきんちょたちよりもヘタじゃん!これなら奴らの未来もちっとは明るいかしら・・・・?と悪企みをしてしまいました。ダメダメ、ピアノは楽しんで弾くものです。お金もうけの手段じゃないよ。

ライナーノーツを読んでいたらやっぱりご両親の努力の賜物って思いました。一人につき1.5時間ずつ練習させてそれの5人分=7.5時間の練習を毎日つきあってあげてたというのですから。でもってもちろんピアノも最終的には一人一台!いくら音楽が好きだからといってこの練習時間と経済的負担(いくら奨学金をもらえるといっても5人を育てながらもレッスンさせるのは壮絶そのものでしょう)を考えると絶対くじけそうなものですが、やってのけたご両親はすごいです。尊敬。ファンレターをご両親宛に書きたいくらいです。言わずもがなのことですが、私には絶対無理!!

ブラウン姉弟はインタビューで言っています。年も近いのでコンクールでは同じカテゴリーの中に姉弟が参加してたりしたけど、いい刺激だったと。また全員同じジュリア―ドに進学して同じ楽器で切磋琢磨することも楽しかったし、学内でもいつも一緒に行動し、お昼ご飯も一緒に食べていたそうです。周囲の人たちは「いつも一緒で嫌じゃないの?」とよく聞いてくるそうですが、「どうして?こんなに仲良しだし、一緒にいて嫌じゃないわ」とさらっと答えていました。
これだけ密接に暮らしているからこそ、あのパフォーマンスが生まれるのではないかしらと思います。やっぱり、「同じ釜の飯を食う」ことはとても大事だと思います。身近な例でいえば、うちのがきんちょどものつたない連弾。いつもは喧嘩ばかりしてるし、連弾の練習中は「指がぶつかった」とか「足を踏まれた」とか「相手が間違えるから嫌」とか挙句の果てには「隣に座るとくさいから嫌」とまで言い出してろくすっぽ曲が進まないながらも、いざ本番で弾かせてみると、ものすごく化けます。さすがの私も親ばか丸出しで誉めちゃうほど・・・。まあ、曲がまだまだ簡単だからというのもありますが、それを差し引いてもやっぱり「何か」があります。ピアノ教室で仲良し同志が組む連弾とは違う「何か」が。これだから兄妹でピアノを習わせるのはやめられないんだなあ。本人たちの希望は二の次、三の次で。

写真:左が日本盤。右が輸入盤。無駄遣いの見本。それにしても、日本盤と輸入盤の違いって差がありすぎますね。日本盤の方がライナーノーツも充実してるし、ボーナストラックも入ってたりするし。日本人は多少高くてもオマケ好き、外国の人はシンプルイズベストってとこですかね。

ファイヴブラウンズに熱中しすぎの私を赦して〜どうせスターウォーズエピソードⅢDVDが出たら、ファイヴブラウンズそっちのけで熱く語ってしまうので〜赦すついでに人気ブログランキングもお願いします


絶対買ってね。DVDは何とリージョンフリーです。そんなことなら輸入盤にもDVDつけておいてくれれば2度買いしなくてすんだのにぃ。

ザ・ファイヴ・ブラウンズ★デビュー!(DVD付)

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